※ネタバレになりますので、ご了承ください。
- 【2022年新作】N086 大地のコレクション展2022 (中里エリア)
- 【2022年新作】N085 joylabo 「プールの底に」(中里エリア)
- 【2022年新作】Y111 クリスチャン・ボルタンスキー「森の精」(松之山エリア)
六日町駅から効率は悪いですが、倉庫美術館へ移動しました。
こちらも大地の芸術祭の主要施設のひとつです。来たことはありますが、新しい作品が目当てで再び訪れました。せっかくなので、館内を見てまわります。
常設展示の磯辺行久の作品と企画展の「大地のコレクション展2022」を鑑賞しました。
【2022年新作】N086 大地のコレクション展2022 (中里エリア)
こちらの企画展は大地の芸術祭に参加している作家の他の作品が鑑賞できます。空き家まるごとなどインスタレーション作品が多いなか、こちらは絵画が中心です。こちらでは作品が一部をのぞいて販売されているそうです。
エステル・ストッカーの作品。松代城の「憧れの眺望」と同じ作家です。
藤堂の作品。絵になりますね。素敵。
大きい球体が柳幸典の作品です。
作品それぞれにこの作家の他の作品の紹介もあり、気に入れば見に行くことができるようになっています。「あの作品と同じ作家だ!」などと分かり、楽しかったです。
倉庫美術館にはこちら目当てで来ました。
【2022年新作】N085 joylabo 「プールの底に」(中里エリア)
プールに黄色いピアノと木。かわいいピンクの椅子もあります。プールに降りてピアノを触れるようになっています。ネタバレになってしまいますが、中には電子ピアノが入っています。プールには不思議な電子音が流れていますが、こちらがピアノを触ったことによって音がでているかどうか、よく分かりませんでした。
ここから津南エリアをまわる予定でしたが、暑さにより諦めました。休憩してから松之山エリアへ。
【2022年新作】Y111 クリスチャン・ボルタンスキー「森の精」(松之山エリア)
惜しくも昨年亡くなったクリスチャン・ボルタンスキー。本来昨年の芸術祭のために準備していたそうですが、死後、遺族の了承を得て作品を完成させたそうです。車をキョロロの駐車場に停めて森の中へ歩きます。草が生い茂った道を歩くと鳥の声も聞こえます。ボルタンスキーがどこまでプロデュースしてるのか分かりませんが、作品へのアプローチがもう素敵です。
森の中から大きな目がこちらを見ています!
ユーモラスな表情の目も。
まさに「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」ですね。地元の集落のみなさんの目だそうです。
こちらはもしかしたらご本人??
この作品がなければ、この森に入ることもなかったですし、環境含めて不思議な体験ができる作品です。
クリスチャン・ボルタンスキーの「最後の教室」についてはこちら
今回はここまで。暑いので体力も消耗し、大変でした。一部の主要施設の屋内美術館などをのぞいて、展示場所は空き家などが多いので、ほとんどエアコンがありません。夏の芸術祭めぐりはやっぱりきついです。会期は11月までなので、また行きたいなあと思います。※行きました。これからは涼しくなると思いますが、暑い間は帽子や日傘など暑さ対策してくださいね。十日町市以外はコンビニはないと思ったほうがいいので、飲料水などは買いだめしておいたほうが安心です。クーラーボックスが役立ちました。また虫よけスプレーも必要です。十日町市以外はお店も少ないので、昼食や夕食はある程度計画たてたほうがいいです。早じまいしていたお店もありました。
音楽フェスも同じですが、まだ国内の作家のほうが多いですね。十分楽しめるのですが、早くコロナが終息して、コロナ前のように海外の作家の作品もたくさん鑑賞したいです。