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旅・グルメなどの記録

越後妻有 大地の芸術祭 2022 その1 十日町エリア


大地の芸術祭に行ってきました。

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本来は2021年開催の予定でしたが、コロナで延期になり、今年4月29日から11月13日まで開催されています。今回は暑い時期なので、ホテル滞在を目的に芸術祭をまわるのはちょっとでいいと思っていたのですが、調べ始めると見たい作品がどんどん増えていきました。

主要施設であるまつだい農舞台越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)は昨年行きましたので、今回は行ってません。

昨年の記事はこちら

www.minimal1991.com

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今回もマイカーでまわりました。まずはまつだい駅で買っておいた前売り券とパスポートを引き替えます。そして検温してもらい、リストバンドをもらいます。ほかの芸術祭と同じように、一日のはじめには検温済リストバンドをもらわないとまわれません。初めての方はチェックしてください。100円マップも買いました。今回は公式本を買わず、100円マップと公式アプリで乗り切ろうと思います。

※ネタバレになりますので、ご了承ください。

【2022年新作】T422 富田紀子 「琴線」(十日町エリア)

十日町はかつて織物産業で栄えていたそうです。実際に使われていた織物の機械とその機械をイメージして作ったであろう作品が一体になっています。

今は使われていない工場なのでしょうが、躍動感がありますね。

この芸術祭に他の作品もありますが、純粋に糸とかテグスの細い線がいっぱいある作品が好きなんですよね。なんかかっこいい。人とのつながりや過去と未来のつながりを表現しているそうです。

このあとは早めにランチをいただきました。

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【2022年新作】T431 井橋亜璃紗「意識と自然の探索」(十日町エリア)

大広間いっぱいにカラフルな色彩が鮮やかな作品。十日町の自然をテーマにしているそうです。サイケデリックでかっこいいです。実際暑かった現地では、ここだけよくエアコンが効いていて、涼しくて天国でした。

【2022年新作】T408 中﨑透「新しい座椅子で過ごす日々にむけてのいくつかの覚書」(十日町エリア)

豪邸の空き家を舞台にした作品。集落の「新座」と作家の「調子の悪い座椅子を買い替えたい」というところがリンクすることから始まった作品だそう。使い込んだ座椅子とネオンの映え座椅子、さらにスノーダンプの座椅子??

家の中に物語が掲示されており、読みながら進むことで、かつてここにあった暮らしが浮かび上がってきます。地元のみなさんへのインタビューから作られたお話だそうです。

バーコーナー、めちゃめちゃエモい。

2階の物の多さも「田舎!」って感じがしますね。

個人的なツボが多く、大好きな展示でした。おすすめです。

【2022年新作】T424 椛田ちひろ「ゆく水の家」(十日町エリア)

こちらも空き家を利用した作品です。真っ暗な中から水の流れを表現した障子が浮かび上がります。幻想的でした。

なんとボールペンで書いているんだそうです。同じ作家の絵が倉庫美術館にもあります。

2階にはのぞき穴が。中は行ってのお楽しみです。

これで1日目は終了、宿泊先へ移動しました。

 

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