こちらの記事からの続きです。
こちらの美術館は以前キナーレという名前でしたが、モネに変わったようです。モマみたいですね。こちらにも新作があります。
目「movements」
時計の針をムクドリの群れのように吊り下げた作品です。動いていて、現在の時刻を指しているそうです。「目」の大きい顔の作品で話題になりましたね。以前からやっていたプロジェクトなのに、オリンピックに関わると良くも悪くもバズってしまいますね…
名和晃平「Force」
私のスマホでは正面から撮れませんでした。粘度のある黒い液体が上から下へ流れています。かっこいいですね。
名和晃平さん、キラキラ系のイメージがありましたが、これはちょっと気持ち悪くてダークな感じもあっていいですね。
イリヤ&エミリア・カバコフ「16本のロープ」
こちらにもカバコフの新作があります。家族同士の会話が書かれたメモ付のゴミが吊り下がっています。
自由を制限される中で、人々の暮らしを記録しようとした作品だそうです。
新作が増えたということは消えてしまった作品もあり、レアンドロ・エルリッヒの「トンネル」やカールステン・ヘラーの床屋さんのサインの中に入れる作品はなくなってしまったようですね。(私が知らないだけで、もっと前からなかったのかな)
カフェレストランは現在営業していないようです。そのかわり、1階外部にカフェがありました。
中谷ミチコ「遠方の声」(一部です)
2018年のレアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest: 空の池」はそのまま残されてました。
実はコロナ対策の換気のせいなのか、屋内もとっても暑く、ゆっくり鑑賞する気分にはなれなかったんです。特に照明を落とすような個室の展示は蒸し風呂状態でした。屋内ですが、暑さ対策が必要です……
今回は芸術祭期間中ではありませんが、新作も多くありとても楽しめました。人も車も少なくスムーズでした。コロナ禍で不安な中、受け入れてくれた方々に感謝致します。たくさんの人に行ってもらいたいけど、コロナの不安もあるし難しいですね……
この後はお隣の道の駅でお土産を買いました。地元の地酒やソーセージなどを買いました。
過去の大地の芸術祭