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旅・グルメなどの記録

広島市内観光 広島市環境局中工場・平和記念公園・原爆ドーム 「ドライブ・マイ・カー」ロケ地


広島・倉敷の旅に行ってきました。初日は広島です。

広島市環境局中工場

まずは宿泊予定のホテルに荷物を預けて、広島市環境局中工場へ行きました。

www.city.hiroshima.lg.jp

バスでも行けるそうですが、時間が結構かかるようなので、タクシーで行きました。なんと谷口吉生が設計した超おしゃれなごみ処理場なんです。知ったきっかけは映画「ドライブ・マイ・カー」です。22年にアカデミー賞で話題になった映画ですが、私は24年に見た濱口監督の「悪は存在しない」にめっちゃはまってそこから後追いで「ドライブ・マイ・カー」も見ました。世間よりかなり遅い「濱口監督マイブーム」です。

おぉー!!まさに映画と同じ!自身の運転で行きたいところでしたが、旅先で自信がありませんでした。広島はとても都会だし。

見学者用の通路から2階に上がります。エレベーターもあります。わー!かっこいい!ソリッドでスタイリッシュです。

ごみ処理場とは思えないおしゃれ空間です。

スマホで入りきらない巨大な空間です。木も植えてあります。

エコリウムの文字もおしゃれです。

ブースの部分ではごみ処理場の仕組みの解説などが読めます。模型もありました。

ゴミ収集車のオブジェもおしゃれ。

メタリックな空間と丸窓も素敵です。

奥には海を見渡せるテラスがあります。

ここは原爆ドームと慰霊碑を結ぶ「平和の軸線」の延長線上あるらしく、そこをふさがないというコンセプトだそうです。このお話を聞いて、濱口監督は広島を舞台にしたとか。さらに平和記念公園の国際会議場の設計が丹下健三で谷口吉生の師匠だそうです。建築師弟愛ですね。

内外のベンチも特注で作っているんだろうなあ。直線的でかっこいいです。

階段で吉島釣り公園に下りられます。「ドライブ・マイ・カー」でもここのカットありましたね。

この高低差がある階段で、西島さんと三浦さんがたばこ吸いながら会話していたのが印象的なシーンでした。西島さんが下にいることで、落ち込んでいることを表していたのかな。

建築好き、濱口監督ファンはもちろん、工場萌えの方にも絶対におすすめの施設でした。予約なしで見られます。

平和記念公園

平和記念公園|広島市公式ウェブサイト

この後は原爆ドームに向かいました。人生初です。

いいお天気なこともあり、観光客でいっぱいでした。特にインバウンド客がとっても多いです。西欧系のご年配の方が多かったですね。

原爆ドームは柵がしてあり、外観を見られます。

広島平和記念資料館も人でごった返していました。

チケットは並ばなくていいので、ネットで買うのがおすすめです。円形の壁に広島の街をあらわした写真が、次の部屋では焼野原だったのが悲惨さがありありと分かり、ショックでした。写真や瓦礫、人々の服などの展示コーナーは正直、人が多すぎてじっくり見られず…ショッキングな写真もありますが、イメージしていたより少なかったです。
夏にニュースで必ず見る広島平和都市記念碑も見られました。

平和の灯

原爆の子の像 折り鶴がたくさん納められています。

公園はものすごく広く、整備されており、いいお天気なのもあって気持ちよいところでした。

日本は現時点では平和ですが、世界ではリアルタイムで戦争や民族弾圧問題が起こっていると思うと悲しいですね。世界中からいろんな方々に来てほしいところでした。

www.minimal1991.com

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