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旅・グルメなどの記録

長野市を散策 長野相生座・ロキシー/長野県立美術館


先日、長野市に行ってきました。目的はまた地元でかからない映画を見るためです。

長野相生座・ロキシー

www.naganoaioiza.com

権堂商店街というレトロなアーケード商店街の中にある映画館です。

こちらが長野相生座・ロキシーです。とっても渋いですね。前がちょっと広場になってる感じがエモいです。

明治25年に芝居小屋として建てられ、30年に活動写真を初上映されたそうです。今はスクリーンは3か所あります。(相生座・ロキシー1・2)

シートはきれいでクッションもしっかりしていますし、暖房もばっちりで寒くありませんでした。ただ、私の見たロキシー2は傾斜がないです。ミニシアター系なので、お客さんがいっぱいで前が見えないということはまずないと思います。相生座も経験してみたかったですね。

上田に続いて、レトロ映画館めぐりをしているわけではなく、たまたま見たい映画が地元でかからないので、遠征しているだけなのですが、こうなるともうひとつの最古の映画館との噂の高田世界館にも行ってみたくなりました…

takadasekaikan.com

www.minimal1991.com

長野県立美術館

nagano.art.museum

映画の待ち時間の埋め合わせに長野県立美術館に行きました。城山公園という素敵な公園の中にあります。新しそうだなと思いましたが、本館は21年に建てられたようです。

こちらが別館の東山魁夷館です。こちらは平成2年(1990年)に建てられたそうです。

本館が宮崎浩、別館の東山魁夷館は谷口吉生の設計だそうです。

別館への渡り廊下です。かっこいいです。白いベンチは固そうに見えますが、ツヤありのビニールレザーでクッションがありました。特注なんだろうな…

別館のロビースペースです。

シンプルモダンな中庭とフレームレスのガラス、天井と一体感のある平行な長めの軒がとってもかっこいいです…ほれぼれしますね。とても好みです。

企画展は興味のない分野だったので、常設展と東山魁夷館をさっと見てまわりました。常設展はコンセプチュアル・アートの松澤宥の特集だったのですが、全くわけが分からずおもしろかったですね。なんかデュシャンっぽいのもあるなあと思いました。滝口修造とも交流があったらしく、やっぱり個性的な方々はだいたいお友達なのねと富山県民として納得しました。長野にもこういう人いたんだ…と思いましたが、草間弥生も松本の出身だし、ファンキーな街なのかもしれません。

ホームページのコレクションにのっているものが、あまり見れなかったのが残念でした。入替があると思うので、また行ってみたいですね。

 

カフェなんかもいろいろ調べてはいたのですが、今回は入りませんでした。移動は徒歩とバスだったのですが、長野電鉄という地下鉄に乗ってみたかったです。今回は時間が合わず乗れませんでした。地方で地下鉄ってめずらしいですよね。新幹線で1時間で行ける街ですが、歩いてみるといろいろ新鮮でした。長野県は普段は車で目的地に直接行ってしまいますが、電車と徒歩の旅もいいものです。