2日目
ネタバレになりますので、ご注意ください。
7番 地村洋平[日本] 「Water Trip」(市街地エリア)
商店街の空き店舗を利用した作品。壁や天井にビニールのようなものが張り巡らされており、水がしたたり落ちています。「自然と環境汚染の対比を考えさせる作品」だそうです。
14番 コタケマン[日本]「Newま、生ケルノ山」(市街地エリア)
前回2017年の空き家を利用した、狂気的な作品が印象に残っていたコタケマンの作品。
川沿いの空き地が舞台です。コスモスが咲いていて、とってもきれいです。
この土壁ドームは地元住民の方々と一緒に作られたそうです。正直前回ほどのインパクトはありませんでしたが、まわりのお花と相まって、かわいい作品でした。こちらの作品の近くには駐車場がないので、遠くの駐車場から歩くことになります。事前にチェックしてみてください。
まとめ
1日目約3時間、2日目約6時間で23作品まわることができました。全部で37作品ありますので、約6割ですね。作品はもちろん素晴らしく、面白いものたくさんありましたが、仁科三湖や山の景色が素晴らしかったです。作品の舞台となった、レトロな商店街や、切ないですが寂れてしまっている湖畔の商業施設などもエモかったです。また、神社やお寺を利用した作品もあり、芸術祭と同時に参拝と観光もできて楽しかったです。千人岩など知らなかった観光スポットにも行けました。白馬と安曇野に挟まれてちょっと地味な大町市ですが、魅力を堪能できました。
ほとんが長野県内ナンバーで県内からがほとんどなのだなと思いました。コロナ禍がおさまれば瀬戸内国際芸術祭のように県外、国外からもたくさん来てほしいですね。
毎回芸術祭の記事に書いている注意点です。3年後の自分への注意としても書いておきます。
・動きやすい服装で行ってください。各作品の駐車場から歩く場合が多いです。スニーカーがおすすめです。帽子・日傘・傘も必須です。
・コンビニのないエリアもあります。飲料水は早め、多めに確保しておいてください。お手洗いもあるところでこまめにすませましょう。いただけるマップにお手洗いの記載があります。ガソリンは満タンで出発しましょう。
・東西の移動の際に、山道を通って、山越えしてしまったことがありました。遠回りになっても迂回しましょう。この先道が細そうだと思ったら、後ろに注意してすぐに引き返しましょう。グーグルマップには気をつけてください。インフォメーションで聞いてもいいかもしれません。
・別記事にも書きましたが、熊の出没に気をつけてください。芸術祭公式ツイッターアカウントで発信されています。ほかにも猿など野生生物を遭遇する機会もありますが、むやみに近づいたり、餌を与えたり、目を合わせないでください。
とにかく芸術祭は体力を使います。今回もへとへとになりましたが、行ってよかったです。パスポートは期間中使えるのでチャンスがあればまた行きたいな。
<追記>
私は前回見たので、今回は行きませんでしたが、32番の「目(アーティストグループ名が目です)」の「信濃大町実景舎」はおすすめです。鷹狩山の頂上で、たくさん階段を上らないと行けないので、体力のあるうちがおすすめです。前回2017年のときの記事に写真があります。