(ブログを始める前に行ったスポットです。公開時と時期がずれていること、写真が少ないことなどご了承ください)
北アルプス国際芸術祭は今年初めて行われた芸術祭で、長野県大町市が舞台です。パスポートは2,500円で全ての作品を見ることができます。他の芸術祭と同じくスタンプを集めていきます。パスポートや公式グッズはミナペルホネンの皆川さんのデザインで可愛かったです。
まず、木崎湖インフォメーションセンターでパスポートを買います。なんとミネラルウォーターが一人につき一本頂けます。他に給水機もあります。長野の美味しい水を飲んでほしいとのことでしたが、とても暑かったので助かりました。
24 ケイトリンR.C.ブラウン&ウェイン ギャレット べールの向こうに
(写真は公式HPより)
古民家を透けるほどの薄い布で包んだ作品です。
八坂支所エリアという山のほうに車で移動します。
33 ニコライ・ポリスキー Bamboo Waves
写真で見るより、実際見たほうがものすごく大きく圧倒されました。高低差のあるところにあり、写真では見えていませんが、もっと下から設置されています。
34 フェリーチェ・ヴァリーニ 集落のための楕円
こちらはある一点から見ると、家に書かれた黄色い線がつながり、楕円になって見える作品です。ものすごく遠くの建物や家にまで線が書かれていて驚きます。
この2作品はとても見ごたえがありましたが、山の中のアップダウンのある道を歩かなければならず、暑さもありしんどかったです。
鷹狩山エリアに車で移動します。
30 目 信濃大町実景舎
今回のお目当てが「目」というアート集団の作品です。目の作品は大地の芸術祭で見て面白かったので期待していました。
こちらの作品は、高台にある古民家の中が白い曲線の壁で覆われています。内部は一周できるようになっており、狭いところもあって子供の頃の秘密基地のようでした。実際お子さんが楽しそうにしていました。
32 リー・クーチェ 風のはじまり
森の中のたくさんの木で渦巻状に作られています。大人も余裕で入れる高さです。
31 布施知子 無限折りによる枯山水 鷹狩
(写真は公式HPより)
古民家の中で幻想的な巨大折り紙でした。
鷹狩山エリアは山の中をかなりの段数の階段を登って行かなければならず、なかなかきつかったです。
ここで、市街地におりてランチを頂きました。商店街が昭和の雰囲気が残っており、アート作品以上に見る価値があるかもしれません。
地面のイラストは7番の作品です。
7 淺井裕介 全ては美しく繋がり還る
他にもすごいインパクトのあるお店もありましたが、写真は撮れませんでした。レトロな建物、お店、看板好きな方はぜひ行ってみてほしいです。
10 コタケマン セルフ屋敷2
(2枚目の写真は公式HPより)
商店街の空き家を使っての展示です。ちょっと病んでる系の気持ち悪い雰囲気でした。(誉め言葉)女性アーティストかなと思ってましたら、後ほど調べると、男性アーティストでびっくりしました。生命がテーマなのかなと思います。
他にこのエリアでは8・9を見ました。
8 栗林隆 だいいち黒部ダム
(写真は公式HPより)
9 みすずかるしなの 湊茉莉
(写真は公式HPより)
もうひと頑張りして、車で移動します。
15 ジェームズ・タップスコット Arc ZERO
お寺の参道に輪の噴水のようなオブジェです。一定時間になるとミストがでます。
大町温泉エリアに車で移動します。
18 大岩オスカール 夢の部屋
(写真は公式HPより)
暗い部屋にはいると、家具などが逆さまになっており、自分が天井を歩いている感覚が味わえます。また、モニターに外の様子が映っています。すぐ近くの様子なのに、遠くのことのようにも感じます。
19 新津保建秀+池上高志 不可視な都市:ロング•グッドバイ
(写真は公式HPより)雪のように敷き詰められているのは塩です。
20 マーリア・ヴィルッカラ ACT
(写真は公式HPより)
森の中の舞台に実際立つことができます。すごく神秘的な雰囲気でした。ピアノも置いてありました。
21 大平由香理 山の唄
(写真は公式HPより)
公民館のようなところの中に作られた作品。赤や白の空間を通り抜けます。
これでちょうど17時ぐらいで展示も終わる時間になりました。
暑い日だったこともあり、結構体力を使いました。駐車場から作品まで結構歩きます。山の中だと、坂道もあります。歩きやすい服装、靴、帽子(日傘)、水は必須です。私は日帰りでしたが、自家用車利用で15作品を見ることができました。1泊すれば全作品見ることができたと思います。バスもありますが、待ち時間など大変そうでした。他にバスツアーもあります。
定期的に開催されるのであれば、次回もぜひ行きたいです。そのときは大町温泉に泊まりたいですね。
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