いつも読ませていただいているブロガーさんたちが何回も通っている定宿。うらやましいなあと思いつつ、家から遠くないところに通いたいような宿がなく、うらやましいなあと思っていました。しかし、今回ついに定宿候補が見つかりました!!
創業60年ぐらいの歴史あるお宿です。地元なので、子どもの頃からローカルCMで名前だけは知っていました。
ここ数年、料理がおいしいとの口コミを見るようになり、チェックはしていました。
ちょうど温泉に行きたかったのですが、直前まで予定が見えず、なんとか近距離なら行けそうだという週末に予約してみました。ユニットバスなしトイレありのお部屋で一人13,000円です。喫煙しか空いておらず、非喫煙者の私は嫌だったのですが、それを上回り温泉に行きたかったので、リセッシュ持参で行ってみることにしました。とにかく13,000円二食付きなので、なんでも目をつぶれます。期待しすぎず行ってみよう!
チェックイン・ロビー
外観は天気が悪く写真が撮れませんでしたが、古い旅館という感じです。興味のある方はグーグルマップから写真を見てください。アウトレットから10分弱ほど、山を登ったところです。徒歩圏内にはコンビニもありません。
はいってすぐにチェックインカウンターがあります。接客はお世辞にも洗練はされておらず、カジュアルと言ったところです。玄関からロビーを見ると「暗い!!怖い!!営業してる??」と思いましたが、ロビーに行ってみると照明を落としているだけでいい雰囲気でした。
ロビーの一角には暖炉も。このソファー、飛騨産業の「森のことば」では??素敵!!おしゃれな家具があるとすぐうれしくなってしまいます。
ライブラリーには読みたい本なく雑多な印象。なぜか柔道関係の本が多かったです。
あとから調べると1Fは10年ほど前にリニューアルしているそうです。
ギャラリーコーナーにはドラ〇もん刺繍クッションが。地元のお母さんが作ったのかな?藤〇プロには許可とっているのかな??地元の和菓子屋さんのお菓子などお土産も少し売っていました。
お部屋
お部屋は4Fに案内されました。全16室だそうですが、エレベーターの案内などを見ると20部屋ぐらいはありそうです。全部は稼働していないのかな。衝撃なのがこれ。部屋の前に名前がどーんと書いてあります。
このスタイルには最近あったことないですね。私は問題ないのですが、芸能人や不倫カップルは泊まれません(笑)田舎ですね。
心配していたたばこの匂いですが、しませんでした。予約時、備考欄にできれば消臭対応してほしい旨を書いたので、禁煙部屋に変えていただいたのかもしれません。ユニットバスなしの部屋を予約したのに、ユニットバスがありました。
広縁をいれて10畳のお部屋かな。お部屋のランクはユニットバスありかなしだけのようです。寂れた温泉地にありがちな廃墟ビューです。
壁紙や広縁の家具、カーテンなどは10年前にリフォームしたのか、きれいでした。襖、畳表はちょっと疲れてましたね。掃除はちゃんとされており、清潔でした。冷蔵庫もちゃんとあり、中に入れられるタイプです。
狭く写真が撮りにくいのですが、ユニットバス、洗面所、ウォシュレットトイレが付いています。洗面所に手を拭く紙かタオルが欲しかった。
お部屋に案内してくれた仲居さんがお茶をいれてくれました。お茶はネットにはいっているタイプです。お着き菓子は地元の和菓子屋さんのおせんべい。すり蜜と青のりが付いたおせんべいでおいしかったです。
四季・源平柴舟等の和菓子販売・製造『おせんべい処 かなや』富山県小矢部市
鍵は昔ながらのタイプが一つ。Wi-Fiはばっちりつながりました。残念ながら冷水ポットはありませんでした。館内に自動販売機はあります。お湯は保温型ポットだったかな。貴重品用金庫もあります。新しい天カセエアコンも付いていましたので、お風呂あがりの暑いときにも涼めます。
室内着は浴衣です。夏だからなのか、半纏はありませんでした。足袋もありません。バスタオルとてぬぐい、くし、歯ブラシ、DHCの化粧水、乳液、オイル、クレンジングのセットが備え付けられています。スキンケアグッズは女性のみのようです。シンプルですが十分寛げるお部屋でした。
お風呂
お風呂は別棟にあり、長い廊下を通ります。
到着した日の夕方が特にですが、この廊下がほこり臭かったです。天気が悪いせいもあったのでしょうか。夜や朝はそこまで気になりませんでした。
こちらのお風呂はシンプルに大浴場のみ、男女入れ替えもありません。
こちらのお風呂は日帰り入浴ができ、朝10時から夜9時までと長いのです。そのため宿泊客は朝の8時までしかお風呂に入れません。朝ごはん前には入れますが、後には入れないのです。日帰り客優遇という感じで泊まり客としては残念なのですが、地元客を大切にしないとやっていけないのでしょうね。町内会や法事で宴会もしてくれるだろうし。
脱衣所にアメニティは全くありません。ドライヤーとティッシュのみです。お風呂にはリンスインシャンプー、ボディソープ、石鹸があります。私はシャンプー・リンスなど持参したものを使いました。
内湯と露天風呂があります。お湯はどちらもどんどんでています。かけ流しでしょうか。
内湯
露天風呂
【宮島温泉分析】 泉質 カルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸泉 湧出量 毎分90リットル 泉温 44.7℃ 外観 無色透明 液性 弱アルカリ性 適応症 神経痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
慢性皮膚病、動脈硬化症、消化器疾患、便秘 等公式HPより
露天風呂に蚊帳のようなものがかかっており、なんでだろうと思っていたのですが、夜に入浴すると、虫がよってきていました。山の中なのでしょうがないですね。
お風呂は日帰り客の地元のお年寄りでいっぱいとの情報もあって、覚悟していたのですが、この日はお客さんは少なく、夕方でも数人でした。夜や朝食前の入浴は貸切状態でラッキーでした。
内湯の温度がちょうどよく、露天風呂は少し熱かったですね。蒸し暑い季節でも温泉はやっぱり気持ちいいですね。
次はびっくりの夕食です。