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旅・グルメなどの記録

奥能登国際芸術祭2020+ その2(大谷・直・正院エリア)


こちらの記事からの続きです。

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2日目

2日目は10時前に珠洲市に着きました。

3番 キムスージャ『<息づかい:珠洲>2021』(大谷エリア)

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海岸に大きな鏡を置いた屋外作品。ご覧の通り、とても天気がよかったので、海が美しすぎます。タイミングに恵まれました。

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少し歪みますが、きれいな大きい鏡です。天気の悪い日はまた印象違うのでしょうね。

4番 スボード・グプタ『私のこと考えて』(大谷エリア)

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実際の漂流物で作られた作品。こんなに大きいものが流れてくるんですね。漂流物にはいろんな言語が書いてあり、いろんな国から来ているのだなと思います。(もちろん日本からも)すごく美しい海とのコントラストがえぐいです。

 

次は日置エリアに行ったのですが、検温スポットのルールをよく分かっておらず、入れないと言われてしまいました……計画がくずれてパニックですが、予定変更で南下して直エリアの道の駅すずなりへ。これから行く方はとにかく1日の初めには検温スポットに行かないと、他には入れないと理解して計画をたててください。

 

27番 村上慧『移住生活の交易場』(直エリア)

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検温スポットの道の駅すずなりにある作品。移動生活を続けているアーティストがここに住んでいるという作品です。移動できる段ボールの家とソーラーパネルがあり、今までの生活の映像が見られます。そしてなんとご本人がさりげなくいらっしゃいます。途中で気が付くとびっくりしますね。

次はちょっと戻って正院エリアへ。

22番 盛圭太『海図』(正院エリア)

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古着をほどいた糸で書かれた海図(海上の航路)だそうです。

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23番 ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ『再会』(正院エリア)

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瓦工場の中から打楽器のような音がする作品。実際の設備や物を使っているそうです。

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音をだしているところが見えないようになっているので、何を叩いている音なのか、すごく気になってしまいます。

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21番 クレア・ヒーリー&ショーン・コーデイロ『ごめんね素直じゃなくて』(正院エリア)

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閉店した喫茶店に空間いっぱいの大きな月が設置されています。大きすぎて撮影できません。

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よく見ると漫画が貼り付けられており、少女漫画っぽい絵ですね。

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さらにじっくり見るとなんだか BLっぽいコマもあり。私はその世界には疎いのですが、見る方がみれば分かる作品なのかな。よしながふみっぽい絵だけは分かりました。アーティストが何の漫画かまで考えているのかどうか…?

鏡に映るランプと月がいい感じ。廃純喫茶もエモいな。

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19番 デイヴィッド・スプリグス『第一波』(正院エリア)

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漁具倉庫を使った作品。暗い入口から入ると巨大な作品が目にとびこんできてすごい迫力です。

この作品はフィルムを何枚も重ねている作品で、横から見ると構造が分かります。

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近くで見るととても立体的。

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かっこよくてインパクトのある作品でした。

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