福島県への旅行で調べて知ったお宿です。
安達太良山麓の沼尻スキー場の前にあります。周辺も紅葉していました。
チェックイン
チェックインは15時、アウトは10時です。こちらのお宿は女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家の田部井淳子さんがオーナーを務めていたロッジだそうです。現在は芦ノ牧温泉大川荘という旅館が経営しており、温泉宿となっています。
1階ロビーにはソファーが1台あります。右側手前が客室、奥が大浴場、左の階段をのぼるとラウンジです。
夕食の時間は18時、朝食は8時と決まっており選べません。チェックイン時に決めることは特にないです。
お部屋 ツインルーム 特別室 28.3㎡
他に空きがなく、ツインルーム特別室を予約しました。
かわいい出窓が2か所あり、ロッジという感じです。
紅葉がいい感じに見えます。
北欧風のキャビネットがかわいいです。中は空でした。
お部屋にテレビ、電話はありません。Wi-Fiはあります。ブルートゥーススピーカーもあります。iPadの貸出もあるそうです。
机の左下は冷蔵庫で、人数分のミネラルウォーターがありました。鍵は人数分あり便利です。
温泉かごがとてもかわいかったです。作務衣は結構使用感ある感じ。バスタオル、フェイスタオルはあります。足袋ソックスはありません。
ドアの横に洗面スペースがあります。
アメニティーは歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン・綿棒、カミソリ、シャワーキャップと揃っています。スキンケアはありません。
シャワーブースと向かいにトイレがあります。タオルウォーマーが便利でした。
大浴場に行ったので使っていません。
道の駅で買った桃ジュースをいただきました。パネルはエベレストかな?
北欧風のかわいらしいお部屋だったのですが、カメムシさんがよく遊びに来ました。何度も逃がしてもまた来るので、最後には慣れっこになりました。山なのでしょうがないですね。カメムシさんの生息地に我々がお邪魔しているということで…明るいところに寄ってくるので、夜は自分たちから離れたところを明るくしておけば、近くには来ませんでした。
大浴場
大浴場の前に、田部井淳子さんが使っていた登山靴が展示されています。
大浴場は入替なし、途中清掃が入りますが夜中も入れます。
まずは洗面室があり、ドライヤーやボトルのクレンジング、オールインワンジェル、アメニティーなどが揃っています。脱衣室とは分かれていました。清掃状態はよくきれいにされていましたが、元山小屋なので、立派な旅館の設備という感じではないです。
内湯(女湯)
(写真はヤフートラベルより)
源泉かけ流し酸性硫黄泉とのことです。硫黄の香りがして、少し白く濁っていました。酸性とのことでしたが、特に肌には刺激もなく入れました。お湯の注ぎ口が階段のようになっています。成分のせいか、シャワーのカランなどは黒くなっていました。浴槽が丸くなっており、女湯のほうが珍しく少し広いようです。とても気持ちよかったです。
露天風呂(女湯)
(写真は公式HPより)
内湯にくらべると露天風呂は広く、解放感がありました。紅葉はちょっと遅いくらいで枯れ気味でしたが、自然の中で癒されました。
こじんまりした大浴場でしたが、混みあうことなく、ゆっくり入れたのでよかったです。ほぼ独泉でした。
ラウンジ
中2階にラウンジがあります。
階段まわりの絵画や写真も素敵です。
柱と梁、レリーフ作品も素敵です。田部井淳子さんが世界から集めたものなのかな。
ラウンジも落ち着いていますが、カラフルな椅子がありかわいらしい空間です。
田部井淳子さんゆかりの品が飾られていたり、絵画やポスターも多く素敵です。
奥のソファースペースは照明が一段階落とされていて、とてもおしゃれでした。
赤ワイン、ウイスキー(炭酸水もあり)、ホットコーヒーが無料でいただけます。
和紅茶、ルイボスティー、地元のお茶のひし茶のティーバッグもあります。
おつまみの塩ポップコーンとつぶ玄米もありました。
おつまみはタイミングが合わず食べられなかった…アルコールは22時まで、ラウンジは24時までです。朝はアルコールとおつまみはありません。
お風呂上りの冷たいものだと水とハイボールを作るしかないので、もうちょっと種類があればありがたいかなと思います。