和歌山市内で検索して見つけたお店です。ビルの5階にあるお店でした。ビルのエントランスが高級感あります。
店内も板張りの天井が曲線になっていたり、高級感があって素敵でした。ディナーコースは11,500円、9,000円、7,000円のものがあり、今回は7,000円のコースをいただきました。
こちらはイタリアの中でもピエモンテ料理のお店で、 ピエモンテはアルプスの山の麓に広がる地方だそうです。そのため、こちらのお店のコースには魚介はほとんどなく、お肉がメインのようです。メニューは一部写真もあり、イタリア料理のスタイルの説明、ピエモンテの説明なども分かりやすく書かれていました。ドリンクにプロセッコとクラフトビールをいただきました。グラスワインは1,200～1,600円程度でした。内税、サービス料なしでした。
前菜 5種盛り
無花果の辛子漬けとフレッシュチーズ／お米のサラダ／生ハムとあんぽ柿／パプリカのバーニャカウダ／牛もも肉のツナソース
9,000円以上のコースだと、こちらが8種になるそうです。どれもとってもおいしかったです。パプリカはあまり好きではないのですが、びっくりするぐらい甘かったです。お米のサラダは初めて食べました、豆や野菜が入っているようで、おいしかったです。牛もものツナソースもピエモンテの伝統料理のようですが、食べやすくおいしかったです。
パン
パンはおかわりできるとのことです。バゲットではなく、ソフトなタイプでした。
パスタとメインは選択できます。
パスタ アニョロッティ・ダル・プリン（+200円）
お店の一押しのようなので、選びました。中にお肉が入っているラビオリです。白トリュフは別料金でしたが、黒トリュフが値段内で添えられているんですね。アニョロッティ・ダル・プリンは他のお店でも食べたことありますが、ピエモンテ料理だと認識していませんでした。おいしかったです。
メイン ローストビーフ（+500円）
お野菜たっぷりでびっくり。メインの肉料理として想像していたのとは違いましたが、お味はとてもおいしかったです。合わせていただいた赤ワインもおいしかったです。
パンナコッタ／アールグレイのアイス
ドルチェは違うものが供され、シェアしてくださいとのことでした。アトランダムに選ばれるようです。このパターンは珍しいですね。どちらもおいしかったです。
エスプレッソ 小菓子
エスプレッソに砂糖をたっぷりいれるのが、イタリアのスタイルでおすすめとのことです。苦手な方は紅茶に変更できます。ブラウニーとヌガーが付きます。
前菜・パスタ・メインの３皿プラスデザートという潔いスタイルでした。ピエモンテ料理を全面に押し出した、個性的なイタリアンでとても楽しかったです。全体的に量は少な目ですが、ワインを飲んでちょうどいい感じでした。サービスもとても丁寧で、コンセプトははっきりしていますが、押しつけがましくなく、分かりやすくなっているので、とても楽しめました。おすすめです。
