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旅・グルメなどの記録

北アルプス国際芸術祭2020-2021 その3(源流エリア・東山エリア)


2日目

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ネタバレになりますので、ご注意ください。

2日目は宿泊地の白馬から芸術祭のエリアの南側へ。まずはサウスインフォメーションで検温と登録をすませてリストバンドをもらいます。奥能登の失敗は繰り返さないぞ。

22番 エマ・マリグ[チリ / フランス] 「シェルター -山小屋-」(源流エリア)

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旧鉄工所を利用した作品。半透明のプレートに自然を思わせるペイントがしてあります。

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これまた会場の廃工場がめちゃめちゃエモいです。錆大好き。

23番 マナル・アルドワイヤン[サウジアラビア] 「私を照らす」(源流エリア)

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須沼神明社の舞台を利用した作品。

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しめ縄を木々に見立てているそう。事前にガイドブック等で内容は知っていましたが、実物を見ると、なんだかすごくかっこいいです!!迫力あります。

舞台上に上ることができます。

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夜はライトアップされるそうです。

37番 エカテリーナ・ムロムツェワ[ロシア] 「全てもって、ゆく」(東山エリア)

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盛蓮寺(じょうれんじ)というお寺が舞台の作品です。敷地内の建物の中に、青いフィルムで「歩荷」を表現した作品があります。

大町市は昔、塩の道千国街道の宿場町として栄え、60kg以上の荷を背負って日本海から雪深い山道を運ぶ「歩荷」という壮絶な仕事があった。(公式HPの作品説明より)

本堂の中にも作品があり、昔の「歩荷」以外にも現在の「大切なものを運ぶ」が表現されています。

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重要文化財の観音堂も公開されていました。

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芸術祭をまわると同時に、その土地の神社やお寺に参拝できるのもうれしいですね。場所を提供していただけるのも心が広いです。今まであまりこのパターンはなかったかも。

次は山道を進んで36番へ。

36番 ヨウ・ウェンフー(游文富)[台湾] 「心田を耕す」(東山エリア)

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田んぼがなんだかきらめいている!

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実はこれは50万本の竹ひごです。実際に住民のみなさんと田植えのように植えられたそうです。

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写真では分かりにくいですが、実際見るとすごい迫力できれいです。

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グラデーションが見えますが、3色に着色されているようですね。

なんだか日本の原風景って感じ。私も田舎に住んでいるので、田んぼはいつでも見れますが、山の中の田んぼの周りを歩くことはないので、新鮮でした。

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ぜひ実際に見に行ってほしいですね。

 

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