2日目
東側の山の中の36番から西側の源流エリアへ。大町温泉郷に来ました。
ネタバレになりますので、ご注意ください。
20番 松本秋則[日本] 「アキノリウム in OMACHI」(源流エリア)
酒の博物館を利用した作品。この施設は2019年より休館中だったそうです。日本酒の歴史や作り方の展示がありました。全国の酒瓶が並んでいるのも壮観ですが、吊りさげられているモビールのようなものが作品です。
電気で制御されており、一定の間隔で動きます。羽が動いたり、竹が動いてカタカタと音が出る楽器のようにもなっています。
羽がパタパタして、釣り下がっている部分もおもしろく動くので、なんだか動物のようでかわいく見えてきます。
別のお部屋では影絵のように楽しめます。
裏側はこんな感じ。
森と湖をイメージしてるのかな。
最後には、かわいくてしょうがなく見えてきます。
このあとは、秋ですが暑く、疲れてしまったので、近くのお店でランチすることに。
ランチをいただいて、少し元気になりました。大町温泉郷の作品はまだあるのですが、山の中のダムエリアへ。時間の制約があるのです!
16番 トム・ミュラー[スイス / オーストラリア] 「源泉〈 岩、川、起源、水、全長、緊張、間 〉」(ダムエリア)
こちらは高瀬渓谷の仙人岩というもので、もちろん自然のものですが、そこに滝を人工的に作っているのが作品です。すごく大きくてびっくりします。
さらに決まった時間になると霧が発生します!
しかし、思ったほどの規模ではなく、ほんのちょっとだったので少し残念。私が行った時期は1時間に1回しか霧タイムがなかったので、時間調整が必要でしたが、今は20分ごとにかわったようです。霧が見れなくても岩だけでも十分すごいのでおすすめです。
17番 磯辺行久[日本] 「不確かな風向」(ダムエリア)
16番のさらに奥の七倉ダムに着きました。ロックフィルダムという岩を積んで作られたダムだそうです。高さ125mもあるそうで圧倒されます。
作品は上から見たときの、白い岩や石で作られた模様です。七倉ダムの風の流れのデータを視覚化したものだそう。
スケールの大きすぎる作品でした。紅葉のときは素晴らしいと思いますが、渋滞もするらしいので、計画が必要ですね。
近くの龍神湖展望台にも寄りました。
山も湖もとても美しいです。
道中、お猿さんも6匹ぐらい見かけました。(危険なので近づかないでくださいね。車の中から撮影しています)
熊も出没しているそうなので、公式ツイッターアカウントの情報をチェックしてください。特に平日の人の少ないときにまわる方は気を付けてくださいね。ダムエリアの作品では熊鈴も貸し出していました。