高志の国文学館に移転したシェヨシに行ってきました。以前は有名シェフ落合さんのラベットラがはいっていましたが撤退し、その跡地に富山市内の地元フレンチ店のシェヨシがオープンしました。
開店前の写真です。開店時間ぴったりにオープンです。今回はディナーをいただきました。日曜日の夜でしたが、開店と同時に何組も来店されており、皆さん予約客のようでした。内装は以前とかわっていないような気がします。ラベットラも数回しか行ってないので分かりません。
ワインはグラスでピノノワールをいただきました。泡、白、赤ともにグラスワインが1~2種類ずつあり、別にハウスワインもありました。いただいたピノノワールは750円、ハウスワインだと500円と良心的なお値段です。グラスもちゃんとリーデルでした。
ディナーコースは2つあり、Aコースは3,800円で前菜、パスタ、メイン、デザート。Bコースは6,000円で前菜2品、魚メイン、肉メイン、デザートのようです。予約時でなくその場で選べました。今回はAコースをお願いしました。
メニューには書かれていなかったアミューズ。3人分です。ボタンエビのカダイフ揚げ。カダイフがサクサクで美味しい。ボタンエビも甘いです。
前菜 射水産サクラマス、北海道産ホタテのマリネ根セロリと野菜のビネグレッド、南砺市産エディブルフラワー


2枚目は食べかけで申し訳ありませんが、大きいサクラマスとホタテが2切れずつはいっています。酸味がきつすぎず爽やかで美味しかったです。
素敵な木のお皿は県内の木工作家の作品だそうです。浮造り仕上げになっていて、いろんな樹種のものがあるようです。特に塗装などしていないようなので、耐久性などは大丈夫なのかな?と余計なお世話ですが心配になります。作家さんのHPを見たらとても高価なもののようです!
パンは温められたバゲット。もっちりして分厚い一切れです。たっぷりのバジルペーストがついてきます。このバジルペーストが美味しかった!バジルペーストは瓶で販売もしているようです。バゲットはこまめにおかわりをすすめてくださいます。
パスタ 立山放牧和牛ミンチとポルチーニ茸のラザニア
フランス料理屋さんだと思っていましたが、パスタもあるんですね。ラザニアは重いのでは?と心配でしたが、柔らかく食べやすく量も多くなくちょうどよかったです。
メイン(お肉料理) 八尾産小猪のパイ包み焼き、粒マスタードソース、じゃがいものブーランジェール添え
猪でしたが、ミンチがパイ包みになっており、とても食べやすく臭みは全くなかったです。クリーミーなマッシュポテトと粒マスタードソースもとても美味しかったです。パイ包みというとクラシックなフレンチのイメージで量が多いんじゃないか?と思いましたが、多すぎずちょうどよかったです。パイ生地も軽かったです。
お飲み物はコーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、紅茶から選べます。
デザート カシスのパウンドケーキ、ソルベ
パウンドケーキがものすごくしっとりしていて美味しかったです。カシスのソルベも甘酸っぱくさっぱり。サクサクで甘いメレンゲもコーヒーに合います。デザートは同じく富山市内のお菓子屋さんラ・メゾン ド ジュンとのコラボとのことです。贈り物などでよく利用していますが、自分ではあまり食べていませんでした。こんなに美味しいんですね。パウンドケーキはレジ横で販売もしていました。
オープンしたばかりだからか、スタッフさんがちょっと不慣れな印象は受けました。格式高い高級店でもないので、そこまで問題ありません。どのお料理も美味しく、お値段も良心的でとっても満足したディナーになりました。また季節をかえて再訪してみたいです。