9月の4連休に新平湯温泉 寛ぎの舎 游に行ってきました。7月から「9月にはコロナはどうなってるんだろう?どのあたりまで行ってもいいものかな……?」と悩んでいたところ、人気のお宿の予約はどんどん埋まっていきました。1か月前の8月には人気のお宿はほとんど空きがありませんでした。それでもこまめに一休をチェックしていると游に空きがでました!以前からチェックしていたお宿なので、すぐに予約しました!
チェックイン・お部屋
チェックインは15時です。玄関で靴を脱ぎます。入ってまずは検温です。たまに高くでてしまうことがあり、びびっていましたが、手首で測るタイプだったので低くでました??一安心。
こぢんまりしたお宿なので、ロビーはこちらのソファーセットが1セットのみ。飛騨のさるぼぼもマスクしてます。すぐにお部屋に案内されました。お部屋は2階、階段で行きます。
お部屋は選ぶ余地なく本館和室9.5~10畳のプランでしたが、入ってみると12畳以上ある広いお部屋でした。コロナ禍で客数しぼっているからグレードアップしてくれたのかな??
お部屋で記帳、夕食と朝食、貸切風呂(有料)の時間を決めました。「体調は悪くないです」という書類にサインもしました。
窓からは山が見えます。見下ろすと隣の古い建物が見えてしまいます。
広縁のテーブルと椅子は飛騨産業のものでした。海外ブランドものもいいですが、地元のいいものがさりげなく使われているのがいいですね、おしぼり受けも伝統産業の飛騨春慶塗だそうです。
お着き菓子はくるみよせでした。餡子のお菓子ですが、甘すぎずおいしかったです。鍵はひとつです。
広縁の右に冷蔵庫があります。ミネラルウォーターは1人1本無料、有料のビール、地元のサイダーなどが入っています。
広縁の奥にトイレがあるという昭和スタイルなのですが、トイレ自体はちゃんとウォシュレットが付いています。かなり狭いので体格のいい方は大変かも。1階廊下にもトイレはあります。
本館のこのお部屋にはお風呂、ユニットバスはありません。お部屋のお風呂が必要な場合は新館を予約してください。温泉風呂付のお部屋もあるそうです。
広縁の反対側に洗面所があります。
アメニティーは歯ブラシ、カミソリ、ブラシ、くし、シャワーキャップがあります。(男女一組分です)あとはスーパー銭湯によくあるオールインワンクリームみたいなものがあります。これ以外に必要なものは持ってきてくださいね。
電気ポットとお茶セットがあります、緑茶でした。ティーバッグではなくお茶っ葉です。
浴衣ではなく、作務衣があります。作務衣とバスタオル、フェイスタオルはちょっと古びた感じがありますかね。高級旅館ではないので贅沢は言えませんが、気になる方は持参しましょう。ビニール袋もあります。
足袋はありませんが、売店で販売していました。Wi-Fiはつながるんですが、速度は遅かったです。山ですが、電波は普通につながります。
全体的に本館なので建物は古いなという印象ですが、清掃は行き届いていました。障子は張り替えてもらえたらうれしいかな。
貸切風呂
私たちは【夏のファミリープラン】人気の一品「飛騨牛ロースト握り」付き!貸切風呂無料&アイスor牛乳特典もというプランで予約しました。ファミリーというか夫婦のみですが、予約できました。お部屋にお風呂がないので、貸切風呂に入りたかったんですよね。貸切風呂は50分2,200円だそうです。チェックインしてすぐの時間が空いていたので、予約しました。時間になるとフロントに鍵をもらいに行きます。バスタオルなどは持っていく必要があります。脱衣所は貸切風呂にしては広いです。
お風呂は大人3~4人は十分入れる広さです。
お風呂の上は屋根がありませんが、いい感じに木におおわれています。周りは柵で囲まれていますが、木がいい感じでなかなか気持ちよい露天風呂でした。お湯の温度もちょうどよかったです。無色でくせのないお湯かなと思います。かけ流しだそうですが、夏や冬は温度調整のために加水することもあるそうです。流れこんできているお湯は熱くてさわれない感じでした。
シャワーはひとつで外なので、しっかり洗髪したりするのは大浴場のほうがいいでしょう。
娯楽室
フロントの横に娯楽室があり、小物の展示販売と漫画の貸し出しがあります。漫画は少年・青年向けのみで、少女漫画はありません。古いものから「鬼滅の刃」などちゃんと最近のものまでありました。部屋に持ち帰れますが、メモに部屋番号と漫画の名前を書いていく必要があります。小物は和風ファンシーな感じで女将さんの趣味だそうです。
他に階段の踊り場や廊下にもかわいい飾りつけがされています。
お部屋で一休みしてから夕食へ。
大浴場
大浴場は22時半~23時がクローズでそこで男女入れ替えになります。夜中も入れるんですね。2か所の大浴場は大きさが違います。夕食後に入りました。
コロナ対策でスリッパは持ち込めるようにビニール袋が置かれていました。
到着日の22時半まで女湯だったほうの脱衣所です。こちらのほうが広いです。
脱衣所はリニューアルされた感じですね。椅子に座ってしまうと鏡が見えないので、立って髪を乾かしました。
スーパー銭湯によくありそうなクリームや綿棒はありました。それ以外は持ってきてくださいね。
効能などはこんな感じです。
こちらが内湯です。これは朝、撮影したので23時以降女湯のほうですね。
洗い場は4か所ぐらいあったかな。
こちらが巨石露天風呂。
これでも狭いほうですが、十分な広さはありました。露天風呂はぬるめで特に朝は肩までつからないと寒いぐらいでした。朝は9月ですが寒かったです。
夜は合掌造りのライトが灯っていい感じでした。
このお宿は14室あるうち、4部屋に露天風呂がついているそうです。おそらくコロナ禍でお客さんをさらにしぼっているとは思います。夜は私のほかにお二人ほど大浴場に来られましたが、内湯と露天があるので、タイミングをずらして独泉できました。
朝、5時半に目が覚めてしまい大浴場に行きました。最初は一人でしたが、その後お二人来られて、あがるころにはご家族連れもいらっしゃいました。皆さん早起きですね……小規模宿の割にはタイミングが悪く他のお客さんと会ってしまいましたが、今回はたまたまだと思います。もちろん混みあうほどではないので、タイミングをみてゆっくり入れました。
お風呂上りにプラン特典のアイスをいただきました。さっぱりしたアイスでした。