箱根の岡田美術館に行ってきました。
入館料は2,800円と高額ですが、美術品の数は多く、館内は5F建てで広いので、納得の値段です。お客さんも他の観光地より少ないのでゆっくり見られます。私は2,550円で電子チケットの前売りを買っておきました。
入場の際、携帯は持ち込み禁止で全員ロッカーに預けます。飛行機に乗るときのようなセキュリティゲートをくぐりますよ。美術館でこのようなことは初めてかな。
館内は天井も壁も床も真っ黒。そこに展示された美術品がライトアップされており、すごく落ち着きます。お気に入りの佐川美術館を思い出しました。暗いのでお年寄りやお子様はちょっと注意が必要かも。各階の展示フロアに入るたびに、向こうの見えない黒い自動ドアが開くのですが、開いたときの感動がありますね。
館内は1階から5階まであり、かなり広く展示品も多いです。全部じっくり見ていると1日かかるのではないでしょうか。疲れてしまうので、好きなジャンルのところを中心にさーっと見て回りました。
1階 中国陶磁・青銅器、韓国陶磁
2階 日本陶磁、和ガラス
3階 企画展 金屛風展
4階 日本絵画、書跡、蒔絵
5階 仏教美術
このときの企画展は金屛風展でした。
作品の前にテーブルとつながったベンチがあって、座ったり、寄りかかったりしながらゆっくりと見ることができてとてもよかったです。金屛風なのでゴージャスなはずなんですが、やっぱり落ち着きますね。
庭園もありますが、今回は時間がなく見られず残念でした。
風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」です。
大きすぎて撮れません。こちらを眺めながらの足湯カフェもあるのですが、時間がなく利用できませんでした。
2時間の時間をあてていたのですが、全然足りなかったですね。庭園、レストランもあるので1日過ごせそうです。美術品はもちろん、展示の仕方もすごく好みでお気に入りの美術館になりました。