耕三寺の中にある施設です。耕三寺の入場料にプラス現金で200円必要です。耕三寺の受付を入って左側をすすむとあります。
この建物は実業家の金本耕三が母のために建てた邸宅で、お母様はここで老後を過ごされたそうです。私は正直お寺よりこちらのほうが楽しかったです!
入口は土間になっています。お屋敷の中に入ると中庭と回廊になった廊下がありました。ランプひとつとっても意匠が細かい…わざわざブランコに乗った鳥さんがくわえてます。
中庭をはさんで浴室のステンドグラスの窓があります。素敵です!
和室の飾り窓?でしょうか。おもしろいです。建具やガラス戸だけでもたまりません。
こちらは応接室です。暖炉、家具、カーテン、全部細かい装飾があり、高級そうです。
和室はたくさんありますが、どちらもすばらしいです。ばっちりピクチャーウィンドウですね。
老人室というお母様が過ごした居間だそうです。お母様の木像があります。
寝ていてもお庭が見えるようにと、地袋も開けられるようにしてあるそうです。
建具と欄間も細かくてすごいです。立体の鳥さんが住んでます(笑)襖絵も美しいですね。
天井も大変なことになってます。これは寝ていても楽しいですね。
こちらはご立派な仏間です。お庭がきれいに見えます。
こちらの天井もすごいことになってます…
玄関の天井すらすごいです。各部屋がお祭り状態です(笑)
鶴もびっくりです。
この住めそうなお部屋は玄関です。地袋の絵もすごい。
お庭も素敵です。
こちらが浴室前化粧室です。豪華すぎる…
天井も家具もすごいです。
お風呂は洋風なんですね。古代ローマみたい。
いたるところに襖絵があります。こういう渋めのが好きです。
昭和初期に建てられた、和風と洋風がごちゃまぜの建築で、やりすぎな感もありますが、めちゃめちゃ楽しかったですね。これがエスカレートして耕三寺ができたのですね(笑)耕三さんの独自のセンスが爆発していて、財力がうらやましいです。建築好きやレトロ好きな方にとてもおすすめです。