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旅・グルメなどの記録

東京国立近代美術館工芸館@石川県金沢市


国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)

金沢に移転した国立工芸館に行ってきました。昨年10月にオープンしていましたが、観光客でいっぱいかな?と様子を見ていました。今は緊急事態宣言で金沢の観光客も少なそうなので、行ってみました。場所は県立美術館の横で、21世紀美術館や兼六園の近くです。

入館にはオンライン予約が必要です。当日でも空きがあれば入れるらしいですが、混雑している場合は待つそうなので、予約したほうが安心ですね。入館料は500円と安いです。

明治後期に建てられ、1997年に国の登録有形文化財に登録された木造の旧陸軍施設「旧陸軍第九師団司令部庁舎」(明治31(1898)年建造、元は司令部執務室)と「旧陸軍金沢偕行社」(明治42(1909)年、元は将校の社交場)を移築・活用。展示室部分はRC造で復元して新築し、外観は今回の移築改修に伴い判明した建築当時の色を再現しています。(公式HPより)

緑が素敵なレトロな洋館です。内部の階段なども素敵でした。

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隣にあるのはいしかわ赤レンガミュージアム(石川県立歴史博物館)です。

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広々したところにいろいろな施設が並ぶ場所になって、素敵ですね。さすが観光大国金沢です。

特別展の「うちにこんなのあったら展」を鑑賞しました。

www.momat.go.jp

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ルーシー・リーなんか家にあるわけないだろっ!と思わずつっこんでしまうタイトルです(笑)

本展では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、国立工芸館のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品をご紹介します。誰もが家の中での過ごし方や社会との関わり方を見直しつつある今だからこそ、生活を豊かにするデザインと工芸の可能性を信じた彼らの思考をたどりながら、これからの暮らしを考えてみませんか?(公式HPより)

ちょうど入ったタイミングがよかったのか、ルーシー・リーの作品も独り占めでゆっくり見られました。よく見るモダンな陶芸のほとんどが、彼女の影響を受けているのではなかろうかというぐらいですよね。我が家の食器棚はルーシー・リーフォロワーの作品ばかりと言っても過言ではないです(笑)

「工芸」というととっつきにくいですが、現代のものもほどよくあり、ミーハーな私でも知っている作家さんもたくさんいたので、とても見やすい展覧会でした。今の私の目から見てもモダンでおしゃれなものがたくさん。

入館料が500円と安かったですが、結構見ごたえのある美術館でした。

 

 

www.minimal1991.com