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旅などの記録

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館@石川県金沢市


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www.kanazawa-museum.jp

7月26日に開館したばかりの谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館に行ってきました。

金沢建築館は、建築・都市についてのミュージアムです。金沢の名誉市民第一号の建築家 谷口吉郎氏の住まい跡地に、吉郎氏の長男で、国際的に著名な建築家である谷口吉生氏の設計により建設されました。
当館は、展覧会をはじめ、講座や建築ツアーなどさまざまな活動を通じて、金沢から世界へ建築文化の発信拠点を目指しています。

(公式HPより)

公共交通機関で来るように公式HPには書いてあります。ちょっとだけ街からは離れたところですね。バスで行けるようです。車の場合は建物の裏(犀川沿い)に有料の駐車場があり、階段で建物側に出られるようになっています。 

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入館料は300円と安いです。

建物は3階建てで、地下に企画展、1Fが受付、カフェ、ショップがあり、2Fが迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の広間と茶室を忠実に再現した空間となっています。カフェはドリンクのみのようです。

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こちらの土地は吉郎(父)の生家の跡地だそうです。九谷焼の窯元の家に生まれたそうですよ。生まれながらにしてセンスが磨かれる環境だったんでしょうね。この建物自体は息子の吉生氏が手掛けています。

地下の企画展は撮影禁止です。現在は吉郎(父)の経歴や作品をパネルや模型で展示しています。

展示・イベント | 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

吉郎(父)は有名なところでは「藤村記念堂」「東宮御所」「東京国立博物館東洋館」を手掛けています。

他には「ホテルオークラのロビー」を手掛けています。現在建て替え中で、今年9月再オープンするのですが、このロビーは再現されるそうですね。ロビーのインテリアデザインは息子の吉生氏が手掛けているそうです。細部まで再現してくれるだろうと思います。

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(建て替え前の2014年に撮影した写真です)

個人的にツボだったのはデビュー作の「東京工業大学水力実験室」です。バウハウスっぽくてめちゃめちゃ好きです!

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(企画展は撮影禁止なので、写真は以下のページより拝借しました)

www.japandesign.ne.jp

模型は一部当時のものもありましたが、すごーく精巧で萌えます。

地下は「企画展」ということなので、次回は息子の吉生氏にスポットを当てた展示となるんでしょうか?これからが楽しみです。

 

こちらが2Fの迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の再現です。広間には入れませんよ。

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外の水盤がきれいです。

天井が斜めで床と水盤の一体感が強調されています。お見事です。

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こちらは茶室です。

美術展などで建築を扱うときはどうしても写真と模型ですが、実物を再現して展示するとはびっくりですね!!

最近、赤坂離宮に行ったばっかりなのですが、和室は予約制で見られなかったんですよね・・・いつか本物も見たい!

www.minimal1991.com

最後にさりげなく吉生(息子)の年表もありました。MoMAの新館を手掛けたすごい人なんですね!他にも私の大好きな豊田市美術館も設計しています。

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(写真は豊田市美術館公式HPより)


丸亀市猪熊弦一郎現代美術館も行ってみたいなあ。石川県内では加賀片山津温泉総湯や鈴木大拙館、最近の建物ではGINZA SIXなどを手掛けているようです。

もともと谷口親子のファンだったか?と言われるとそうではありませんでしたが、知らないうちに好きな建築がたくさんありました。他の有名建築家のように個性が強すぎないのも魅力かもしれませんね。

暑さが落ち着いたら親子共作の金沢市立玉川図書館や石川県繊維会館(現・金沢市西町教育研修館)に行ってみたいなあ。

 

casaの記事にいろいろ写真が載ってます。

casabrutus.com