内山邸でアートのイベントがあったので行ってみました。
通常の入館料200円で入れました。
富山を拠点に活動されている作家さんの作品を、内山邸に展示するというイベントのようです。
与島 雪「シェア」
木彫り(クスノキ)の猫ちゃんと女の子が読書している可愛い作品。
遠目から見るとほんとうに女の子がいるみたい。内山邸に溶け込んでますね。
近くに「家守」もいました。目がつぶらでかわいい。
手操明子「千羽鶴を開く」
1枚1枚に鶴の折り目がついていて、その名の通り、一度鶴を折って開いた紙なのかな。ほんとうに千羽あるのかな?
俳人 渋谷道の「折り鶴をひらけばいちまいの朧」という句の無常観を視覚化したものとの説明がありました。
個人的に一番印象に残った作品。他の芸術祭の作品でもあったけど、私は白い紙がたくさん連なってる作品が好きなのかも。
若林斉「ROUSE 2023」
部屋を暗くして布に映像を映している作品です。音楽も流れていて、芸術祭っぽい(笑)抽象的な映像から、自然の景色へ。
これは朝日町ですよね?
いつも他の県の芸術祭に行っているので、地元の作品となるとこうなるのかという複雑な気持ち。連れは一番のお気に入りで2周ぐらいずーっと見てました。
加藤雅也「ど こ?where?」
桂と欅を使った作品だそうです。内山邸にぴったりで素敵です。
水野利詩恵「はかりごと Trick」
ガラス?がとってもきれいな作品。建具は内山邸に似合う感じで作成されたものなのかな?
本郷仁「風景装置#11 ~天地返し~ Landscape Expanders #11」


別棟の味噌蔵です。巨大な鏡が回転する装置で、両側面には味噌を作る桶(?)があります。鏡に天井や床が映って、見たことがないような感じで見えるので面白かったですね。
内山邸での開催は7月2日で終わってしまいましたが、ほかの会場ではまだイベントなどあるようです。県内でもプチ芸術祭感が味わえて楽しかったです。