RESTAURANT hidamarino|京都・四条烏丸フレンチレストラン ヒダマリーノ
2日目のランチです。場所は烏丸駅、大丸の近くです。入口に気が付かず、ちょっと通り過ぎてしまいました。ビルの1Fにあります。
ナチュラル系のかわいい感じで、テーブル3組とカウンター5席ぐらいの小ぢんまりした店内です。
ランチはスタンダードコースとショートコースがあり、スタンダードコースを選びました。ドリンクにティーペアリングがあり、頼んでみました。夫にワインペアリングを頼んでもらい味見させてもらうことに。ワインペアリングは量や杯数によって選ぶことができます。


アミューズは卵の殻の中に低温調理した卵黄、桜えび、アメリケーヌソース、新たまねぎのムース(記憶がなくちょっと自信なし)がはいっています。濃厚で美味しかったです。ネタバレになるので書きませんが、食器にも面白い仕掛けがあります。お茶は玉露です。そのまま飲むと渋いですが、お料理と合わせるとマイルドになり、ワインと同じだなと思いました。お茶のグラスも変わったもので面白いです。 ワインは撮りそこねましたが、ブランデーのような色の濃い白ワインでした。


前菜はホタルイカとイカのサラダ仕立てです。なんと昨晩の和食と同じ組み合わせ!旅行中、複数食事するとジャンルが違っても、旬の食材がかぶることはよくありますが、組み合わせもかぶるとは!美味しいので問題ないです。ワインは微発砲のアルザスの白ワイン(ピノグリなど)でした。
こちらのお店のパンはバゲットをスライスしたものに、ニンニクとトマトをすりこみ、オリーブオイルと塩をかけて食べます。バゲットはカリカリサクサクというよりもっちりして、トマト味になりとても美味しかったです。最後に残ったトマトは食べちゃいましたが、すごく甘くて美味しいトマトでした。酔っぱらってしまうと作業がめんどくさそうですね。


温かい前菜はフォアグラのソテー、マデラ酒ソース、かぼちゃピューレ、アミガサタケ(これも自信なし)です。 お茶は煎茶。ワインはアルザスの白ワイン(ゲヴュルツトラミネールなど)でちょっとデザートワインのような甘味のあるものでした。


お魚料理は甘鯛のソテーです。うろこがカリカリサクサクになっていて美味しかったです。お茶は茎玉露、ワインはブルゴーニュの白ワイン(シャルドネ)でした。ワイングラスもかわいく、イッタラのようです。
ここでお口直し。なんと抹茶の炭酸割です。甘味はなく、さっぱりします。


お肉料理は小羊のロースト粒マスタードソースです。とても柔らかく美味しかったです。骨のまわりのお肉も頂きました。お茶はほうじ茶、ロースト香があうのだとか。お肉のあとだとさっぱりしました。ワインはボルドーの赤ワイン(メルローだったかな??)です。エチケットがかわいいです。
デザートはイチゴのムース、バニラアイス、隠れていますが日本酒のゼリーです。日本酒のゼリーはアルコール分はとばしてあるそうですが、ほんのり日本酒の風味がしました。


なんと食後のドリンクに抹茶を選ぶことができます。抹茶茶碗で点てたお抹茶をデミタスカップに注いでくれます。半分飲んでミルクをいれて抹茶ラテにもできます。プチフールはカヌレです。焼き立てなのか温かかったです。
どのお料理も美味しく、見た目も美しく、グラスや食器にもこだわりがあり、とてもいいお店でした。実は候補だった他のお店の予約がとれず、そのあと調べて見つけたお店なのですが、連れも大変喜んでくれて、結果こちらのお店にしてよかったなと思います。(観光地のハイシーズンの日曜日は1か月半前でも予約がとれない)