奥能登国際芸術祭に行ってきました。
国内でいろいろな芸術祭が行われていますが、奥能登国際芸術祭は今回が初めてのようです。
この芸術祭の舞台である珠洲市へは金沢から車や高速バスで約2時間半から3時間、富山からも約2時間半かかります。隣の県なのに遠いです。
これでも能越自動車道とのと里山海道が開通して早くなったようです。全て無料区間ですが、七尾市の途中で途切れています。
パスポートは2,500円で全ての作品を見ることができます。
私たちは前日に能登町で泊まり、芸術祭初日の朝から見てまわりました。
1 塩田千春 時を運ぶ船
塩田さんの作品は今まで何度か見て好きだったので、この作品を目当てにこの芸術祭に来ました。実物は圧倒的な迫力があり、美しくも少し怖く、長い時間を感じさせる作品でした。
この会場は廃校になった保育所のようで、外に置いてある子供椅子を見るといなくなった子供たちを表しているのかなと深読みしてしまいます。。
この芸術祭は、越後妻有の大地の芸術祭と同じく過疎地域も舞台になっており、廃校や廃屋をまるごと作品にしています。遊びに来て楽しんではいますが、複雑な心境になりますね。
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