福井県小浜市の若狭佳日に行ってきました。今回は連れのリクエストです。場所は阿納(あのう)海水浴場の目の前です。まわりは民宿街になっています。昭和の香りのする感じです。
廃業した旅館をリノベしたホテルとなっており、右が本館と離れ、左が別館とラウンジになっています。
チェックイン
チェックインは15時、アウトは11時です。まず本館1階ダイニングに案内されました。うわー!目の前が海です。
テラスも素敵で癒されます。
お茶をいただき、夕食・朝食の時間を決めます。お部屋まで案内していただけました。
お部屋 離れ 301 スイート
お部屋は本館、離れ、別館と3棟に分かれており、私は離れを予約しておきました。離れと言っても本館とはつながっています。本館と離れはエレベーターがありませんので、階段が上れない方は厳しいですね。
301はベッドルームとエキストラルームがあるお部屋です。こちらがメインのベッドルームです。素晴らしいオーシャンビューです。
若狭湾なので、日本海ですが波も穏やかです。窓の前はデイベッドになっています。
旅館の大浴場だった部分をリノベしたお部屋だそうです。カウンターに洗面がついています。手前側(ベッド側)がカウンターデスクになっており、脚を下ろせます。海を見ながら作業をすることも可能です。
キングベッド1台です。高低差があるので、ベッドから海を見下ろせます。
空間としてはワンルームですが、入口をはさむような感じでもう一部屋、エキストラルームがあります。
眺望は昭和な民宿街で、よく言えばエモいです。
カウンターの上に電気ポットとお茶セットがあります。
湯飲み、ドリップコーヒー、煎茶のティーバッグ、わかさかれいサブレーがありました。サブレは形がかれいなだけで、味はかれいと関係ありません(笑)冷蔵庫にリンゴジュース、エビスのミニビールがあります。料金には含まれています。常温のミネラルウォーターが2本ありました。金庫もあります。


冷蔵庫にもっと飲み物を置いてほしいのと、ウェルカムスイーツもなかったので、お着き菓子はもうちょっと凝ったものがあってもいいかなと思います。高価格帯のお部屋なので…
電話はありませんが、自分のスマホから電話やチャットで問い合わせできるそうです。ブルートゥーススピーカーもありました。テレビはありません。Wi-Fiは問題なくつながりました。お部屋にいくつかあるランプも素敵です。
お部屋の鍵は人数分いただけます。若狭塗で有名なお箸がモチーフです。館内案内の水引も素敵です。(上下の向きが逆ですね、ごめんなさい)
二部屋の真ん中にお風呂への入口があります。まずはシャワーブースです。バスアメはLEAF&BOTANICSでした。脱衣スペースとシャワーブースは透明のカーテンで仕切れます。


こちらがお風呂です。なんとお部屋のお風呂がインフィニティバスです。
目線に近い感じにするとこんな感じです。浴槽は細長い感じです。完全に一人用です。
浴槽の中で段になっていますが、深さはそんなにないです。当然ながら夜は何も見えないので、明るいうちがおすすめです。早朝は逆に眩しすぎて入れませんでした。朝食後はちょうどよかったです。残念ながら温泉ではありません。常にお湯がはられていて、循環しているようです。温度もちょうどよかったです。外の窓にはブラインドがあり、降ろすこともできます。
なんとベッドルームとお風呂の間には窓がありますが、ガラスはありません。そのまま通じています。とてもびっくりしましたが、加湿になってちょうどいいのかな?早朝は結露になっていましたが、8時ぐらいには解消されていました。
洗面の下にドライヤーが収納されていました。サロニアでした。風量ばっちりです。館内着兼部屋着はセパレートでしっかりした生地のタイプでした。足袋ソックスもありました。



かごにバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、ボディタオル、竹歯ブラシ、綿棒・コットン、スキンケアのパウチ、かみそり、竹ヘアコームがありました。スキンケアはポーラのひとときで、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液があります。


お手洗いは独立型、クローゼットに羽織と消臭スプレーもありました。


東向きのお部屋なので、早朝は目が開けられないぐらい、ものすごく眩しいです。ベッドと洗面エリアの間にカーテンはあります。朝食後には朝日の角度もちょうどよくなってました。本当に美しいです。
グラスすら絵になるので、激写してました。
お天気がよくて本当によかったです。一泊では足りないぐらい素敵な景色でした。
湯処 内外海
温泉ではありませんが、大浴場があります。独立した棟になっており、1階と2階で男女入替です。フロントで鍵を預かって入るシステムです。こちらは新築のようですね。
チェックイン後は2階が女湯でした。タオルはお部屋から持ってくるようにとのことでしたが、他のアメニティも一切なかったです。冷温水機とドライヤーだけありました。最低限のアメニティは置いてほしいなあ。
洗い場は4か所ぐらいでしたが、1か所使用不可でした。
こちらが2階の浴槽です。インフィニティバスになっています。
インフィニティ度(?)はお部屋のお風呂のほうがあったかもしれません。
温泉でもないし、無理に行かなくてもいいかなあという感じでした。13部屋しかないので混雑することはあまりないとは思いますが、狭いので他のお客さんがいるとあんまり寛げない感じです…23時~6時半はクローズです。
ラウンジ凪
蔵がラウンジになっており、ドリンクがいただけます。本館・離れとは細い道を挟んだ向かいです。
1階にはソファーセットが1セットあります。
本と雑誌類も少しあります。
冷温水機、コーヒーマシン
ウイスキー、ジン、焼酎があり、炭酸もあるのでハイボールなどを作れます。ミックスナッツ、紅茶のティーバッグもあります。
冷蔵庫にはクラフトビール3種、一本義のワンカップ、リンゴジュース、炭酸、梅サイダーがあります。ビールが充実しているので、ビール党の方はラッキーですね。
部屋へのドリンクの持ち込みはご遠慮くださいとのことです。部屋のドリンクが少ないし、自販機などもないので、そこはゆるめてほしいなあ。マナーの悪い人が大量に持って行ってしまうのかな。
アイスキャンディーはミルク、いちご、マンゴー、抹茶、小豆です。
2階にも席があります。
りんごジュースとアイスキャンディーをいただきました。
ドリンクは本館ダイニング前のテラスでいただいてもいいそうです。
朝、テラスに行ってみましたがもう日差しも強く、長い時間はいられませんでした。夕方のほうがおすすめですね。
目の前の阿納海水浴場を散歩してみました。
すごい透明できれいです。
岩のほうまで歩いてみました。
岩の形もかっこいい。
海岸から見た若狭佳日です。真ん中が本館、右の緑色のビルが離れですね。左の黒い建物が大浴場です。この通り、外からも丸見えです。宿のお客さん以外にも散歩をしていたり、釣りをしている方もいます。お部屋の中も見えると思いますので、気になる方は気をつけてください。
とにかくオーシャンビューが素晴らしく、連泊したいぐらい素敵なお部屋でした。