夕食
夕食の時間はチェックイン時に18時か18時半から選びます。本館1階のダイニングです。(レストランの写真は夕方に撮りました)
個室になりそうなお部屋も2か所ありました。(実際は襖を開けたまま食事されてました)
すごく立派な旅館をリノベされたんですね。歴史も感じつつ、おしゃれです。
窓際に案内していただけました。
ドリンクは地元の日本酒が3ページぐらいにわたってたくさんありました。飲み比べもありました。
梅もこの地方の名物のようで、まずは梅ワインのスパークリングをいただきました。甘くなく食事にも合って、おいしかったです。
箸附 紅ずわい 鮑の柔煮
鮑がとても柔らかくおいしかったです。さっぱりと食べやすいお味でした。お箸は地元の螺鈿の若狭塗のものです。
花籠盛り
前菜が豪華に盛られて供されます。ひとり分を取り分けてみました。
若狭笹小鯛桜寿し 河豚煮凍り 鰻蒲鉾 鴨ロース 葉山葵 桜羹 厚焼玉子 一寸豆
ひとつひとつがおいしく、お酒に合います。
椀 阿納名残りひれ吸
ひれ酒ならぬ、ひれ吸が供されました。ひれもいただくことができます。中には焼胡麻豆腐が入っており、熱々とろとろでおいしかったです。
ここまで配膳のペースが速すぎましたが、このあとは大丈夫でした。
割鮮 本日の港より
お造りはメジマグロ、ふぐ、マハタです。ふぐとマハタは目の前の海で養殖しているものだそうです。ふぐは薄造りではなく、炙ったものが厚めになっており、歯ごたえもよくとてもおいしかったです。メジマグロも脂がのってトロトロでおいしいです。
進肴 浜焼き(酒盗焼き)
熱々の石で焼かれた帆立、イカ、福井サーモンです。
どれもとてもおいしかったです。
火鉢物 若狭牛若竹鍋
次は若狭牛のしゃぶしゃぶです。
牛肉がおいしいのはもちろんですが、生わかめのしゃぶしゃぶがとてもおいしかったです。普通のわかめとは全然違いますね。これも目の前の海で採れるらしいです。
ポン酢もありましたが、お出汁もおいしかったです。
油物 河豚唐揚げ 東寺揚げ
ふぐの唐揚げは大好物でうれしいのですが、骨が多く、実際食べるところは見た目より少なかったです…しかし、東寺揚げという湯葉で春キャベツ、ウド、きくらげを包んで揚げたものがとてもおいしかったです。こごみも山菜大好きなのでうれしいです。
お食事 筍ご飯
ご飯は土鍋で炊いた、筍ご飯でした。筍大好きなのでうれしいです。葉ごぼうの茎がはいっていて、歯ざわりがよかったです。付け合わせの佃煮?は葉ごぼうの葉だそうです。お味噌は赤出汁でした。余ったご飯はおにぎりにしてくださいます。
甘酒ブランマンジェ 苺桜餅 清見オレンジ
甘酒ブラマンジェ、いちごアイス、苺桜餅、フルーツ盛り合わせとデザートも盛沢山です。手作り感ありますが本格的なお味でとてもおいしかったです。温かいお茶もいただけました。
デザートをいただいて、ちょうどお腹いっぱいになり、適量でした。最初だけペースが速かったですが、後半はちょうどよかったです。全体的に地元の食材を使っており、お味もよかったです。
夜食の残った筍ご飯おにぎりもいただきました。おいしかったです。
朝食
朝食の時間はチェックイン時に7時半、8時、8時半から選べます。夕食と同じく本館1階のダイニングです。
おかずが用意されており、お味噌汁やお魚は席についてから供されました。最初に飲んでしまい、写真がありませんが、福井のブランドトマトの越のルビーの贅沢トマトジュースもいただきました。甘くてとてもおいしかったです。
さば醤油干し 若狭かれい一汐
鯖が脂がのって、とてもおいしかったです。かれいはちょっと食べにくかったですね。
手作りお惣菜盛り合わせ
角野さんのへしこ炙り 季節野菜のお浸し 小浜厚揚げの焼き浸し
筑前煮 特製出汁巻き ひじきの煮物
厚揚げの焼き浸しがとてもおいしかったです。味がよく染みてました。
サラダはお野菜も新鮮でシャキシャキ、ドレッシングは地元のお酢屋さんのものだそうです。お味噌汁は生わかめがはいっており、食感がよくとてもおいしかったです。地元コシヒカリの土鍋ご飯はちょっと柔らかめ。デザートにいちごソースのヨーグルトもありました。
お腹いっぱいになりましたが、食べきれないほどでもないちょうどいい量でした。全体的にあっさりですが、朝にちょうどよかったです。
まとめ
・歴史ある旅館をリノベした海水浴場の目の前のお宿、お部屋からのオーシャンビューは素晴らしい(一部のお部屋をのぞく)
・夕食、朝食は和食で地元の素材を生かしたものでおいしい
・温泉はないが、大浴場があるのと、部屋によってはお部屋のお風呂もおしゃれなインフィニティバス
・ラウンジでフリードリンクがいただける
お部屋からの眺望がとにかく素晴らしく、ご飯もおいしいお宿でした。離れはいいお値段ではありますが、満足度は高いです。