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旅・グルメなどの記録

tresonnier/トレゾニエ(フレンチ)@富山県富山市・リバーリトリート雅樂倶


TRESONNIER|DINING|富山のリゾートホテル「リバーリトリート雅樂倶」

雅樂倶といえばレヴォの谷口シェフが有名でしたが、利賀に新しくオーベルジュを作るとのことで、雅樂倶のフレンチはレヴォのスーシェフだった方のトレゾニエというお店になりました。

ランチは現在営業されていないようですね。

ベルナール・ロワゾーのサヴールのときとレヴォのとき、ランチはいただいたことがありますが、ディナーは初めてです。

店内には浴衣で入れます。(心配なのでスタッフさんに確認しました)お子様連れは個室になるようです。最初元気な叫び声が離れていても聞こえてきてびっくりしましたが、すぐにおさまってよかったです。チェックインのときも結構お子様連れのご家族はいましたね。

時間は18時、19時から選べますが、18時が予約時点でいっぱいだったので、19時になりました。19時開始は余裕があっていいですね。

ドリンクメニューです。

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ワインペアリング3種4,500円をお願いしました。ソフトドリンクも地元のものがそろっていていいですね。ワインについては説明が覚えられず、写真を撮っておいて、あとから調べました。間違いがあったらすみません。料理名はメニューをもとに適当に変更して書いてます。

コースは1種類のみで、14,000円(税別)だそうです。食事だけに来る人いるのかな?カトラリーは引き出しから自分でとるスタイルはレヴォのときと同じでした。

 

エティエンヌ・ルフェーヴル ブリュット・レゼルヴ・カルト・ドール グラン・クリュ N.V ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%

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まずはシャンパーニュで乾杯。味の違いは分からないですが、おいしかったです。(笑)

 

小魚 富山湾のスープ

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まず一口サイズのスープ。お魚の出汁のあっさり味でした。

 

アミューズ盛り合わせ

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左から

エゴマのケークサレ・赤万願寺唐辛子のグジェール

鯖のリエットのせかき餅・(手前)そば粉のタルトバイ貝のせ・カワハギ山椒マヨ

このお皿はレヴォでも使ってたものですね。(欠けてるのは使わないでほしい 汗)

どれもおいしかったですが、グジェールがふわふわでおいしかったです。チーズはシェーブルだそうですが、全然臭みもなかったです。

 

新湊の白エビ 山田の生落花生ソース

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ガラスの器に生の白エビと落花生、落花生ソース、シソのオイルが入っています。これはすごくおいしかった!山田地区で落花生を作っていることも知りませんでした。右側の干し白エビもうま味がぐっと濃く、おいしいですね。

 

最初のパンは米粉パンです。バターも供されます。一口サイズのパンが3回いただけます。

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先を見越して少しずつ食べていましたが、あったかいうちに食べてOKだったな。

 

やまふじぶどう園 ほしあつめ ソーヴィニヨンブラン

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県民にはおなじみのやまふじぶどう園。エチケットもかわいいですね。昔ながらのワイナリーというイメージがありましたが、最近はどんどんおしゃれになってますね。お味はさっぱりしたワインでした。

 

新湊のシロカワカジキ

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これも県民おなじみのサスです。あのサスがこんなにおしゃれになって、県民としてはうれしいぞ(笑)生のサスのスライスの上に紫大根がのっています。スープはサスの焼いたものからとった出汁だったかな。

 

氷見のアオリイカ イカ墨ソース

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イカ墨で真っ黒のアオリイカです。半生よりもうちょっと火が入ってる感じの柔らかさ。イカ墨はあまり好きではないんですが、これはうま味がすごくてとってもおいしかったです。葉野菜のピューレが添えられています。無骨なお皿もすごく素敵です。

 

新湊の紅ズワイガニ じゃがいもニョッキ

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ニョッキの上に蟹味噌、歯ざわりのいいつるむらさき、たっぷりの紅ズワイガニがのっています。蟹の殻の出汁がものすごく濃厚で、凝縮されてる感じです。

 

2個目のパンを撮り忘れましたが、全粒粉のパンでした。

二人でペアリングを注文したので、赤ワインは2種類いただけました。ありがとうございます。

 

ブルゴーニュ・ルージュ レア・セレクション2005 ピノ・ノワール

シャトー・デギーユ 2015 メルロー80%、カベルネ・フラン20%

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ピノノワールのほうは、有名なブルゴーニュの仲田さんが選んだワインらしいです。流暢なコメントはできませんが、どちらもおいしかったです。

 

新湊のサケの炭焼き

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半生すぎずちょうどいい火入れでした。魚のうま味のクリームソースとのことでしたが、さっぱりおいしいです。

 

城端むぎやポークの薪焼き

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むぎやポークもちょうどいい火入れで柔らかく、脂も甘くさっぱりしてます。朝どれ野菜の大根は噛み応えある仕上がり。むかごと菊芋のピューレが添えられています。すごく分厚いお皿も素敵。でも正直メイン豚肉だけなんだーと思っちゃいました。

 

3個目のパンはバゲットです。

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ここからはデザート。

大沢野のイチジク

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生姜、ハーブ入り。イチジクは大沢野の名産なんですね。

 

栗 栗かぼちゃ 牛乳のグラス

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中央の白いのがミルクアイス、手前の小さいクリームがかぼちゃでうずまきみたいなペーストが栗かな。正直このデザートは食べた気がしないし、見た目もいまいちだし、よく分からなかったですね……??

最後にコーヒーか紅茶をいただけます。まさかのプチフールはなし(泣)

時間は2時間強ぐらい。前半ちょっと待たされるところもありましたが、許容範囲内でした。後半は18時からのお客さんが帰ったため、ものすごくスムーズでした。

ご覧の通り、量は少な目。お腹が苦しくならないので、お酒をいただかない方ならすぐに温泉に入れます。食べ盛りの人なら食後にラーメンが食べられます(笑)近所にお店はないので持参してください(笑)

どのお料理も富山を全面にだしていて魚介が中心で、とてもよかったです。きっと県外のお客様には喜ばれると思います。地元の人間としては、いつも食べているものがこんなに素敵になるんだと感心しましたよ。

www.minimal1991.com

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