先日、ドライブ中に偶然通りかかってびっくりしました。「なんか広大なお花畑が?」よく見ると高田公園のお堀が蓮で埋め尽くされていました。
広すぎてびっくりします!!
見渡す限りの蓮。
明治4(1871)年、当時の高田藩は戊辰戦争や、後の廃藩置県等により財政的に困窮を極めており、その窮状を打開しようと、戸野目村(現在の上越市大字戸野目)の大地主・保阪貞吉がお堀にレンコンを植え、そのレンコンを売って旧藩のための資金にしようとしたことが始まりといわれています。また、昭和28(1953)年、蓮の研究で有名な大賀一郎博士が訪れた際に、「蓮池でこのように大規模なものは世界でもまれで、特に紅白入り混じっているのは珍しい」と激賞されました。これが、後に“東洋一”として市民に語り継がれるゆえんとなっています。
高田公園の城跡を巡る外堀約19haのほとんどを蓮が埋め尽くします。種類は和蓮で、ほとんどが紅蓮ですが、部分的には白蓮も交じっています。昭和58(1983)年には、東京大学農学部の北村文雄教授より新種の蓮12種類が寄贈され、西堀北側の観蓮園でそれらも観ることができます。(公式HPより)
19ヘクタールとは東京ドーム4個分だそうです!
こちらはお堀に咲いていたものではなく、鉢で展示されていた蓮です。
お堀の蓮は、私たちの見た日はほとんどがつぼみ(花びらが閉じた状態?)でした。HPの説明を読むと4日間午前中にしか咲かないようですね。地元の人以外はタイミングを合わせて見に行くのはなかなか難しいのかも。公式HPのライブカメラで見ると、もうすっかりお花はないようです。奇跡的なタイミングで通りかかって見られました。高田公園は桜以外にもこんなにすごいんだとびっくりしました!