「栗林」と書いて「りつりん」と読むのですね。今回の旅行の計画をするまで知りませんでした。高松駅からはタクシーで10分くらいです。バスや琴電でも行けます。入園料は大人410円です。
すごーく広大な敷地です。全部はまわれないなあ。
16世紀後半には地元豪族・佐藤氏の小さな庭でしたが、1631年頃にこの地を治めた生駒家の家臣・西嶋八兵衛(にしじまはちべえ)によって手掛けられた治水工事により、広大な庭園の基礎が築かれました。庭造りは1642年から高松を治めることになった初代高松藩主・松平頼重(よりしげ)にも引き継がれ、100年以上経た1745年、5代藩主・頼恭(よりたか)の時代に完成。以来、歴代藩主が修築を重ね、明治維新に至るまでの228年間、高松松平家の下屋敷として使用されていました。
明治8(1875)年には県立公園として一般に公開され、昭和28(1953)年には名勝地として特に価値が高い「特別名勝」に指定されました。明治の終わりに発行された高等小学読本によると、栗林公園は「日本三名園」とされる水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園よりも「木や石に風雅な趣がある」と記されています。
(香川県観光協会公式サイトより)
兼六園、後楽園に喧嘩を売ってるスタイルですね(笑)なんとなく高松と金沢は同じぐらいの都会度かなと思ったのですが、新幹線で観光客が多すぎる金沢に比べて、高松は人が少なくて快適です。都会すぎず、田舎すぎずいいところですね。
桜が残ってました。
園内にサギがいました!!
掬月亭
根上り五葉松
天保4(1833)年に高松藩9代目の松平頼恕(よりひろ)が、徳川11代将軍の家斉(いえなり)からいただいた鉢植えの盆栽を庭に植えたところ大きく成長したものと伝えられています。
盆栽からここまで大きくなりますか?伝説かな?すっごく立派で大きい松の木でした。
偃月橋
偃月橋から見た南湖
商工奨励館という建物の2階にジョージ・ナカシマの家具が展示してありました。度々高松に訪れていて、高松の工芸職人さんたちとの交流があったそうです。
コノイドチェアという椅子だそうです。脚が2本しかありません。
コノイドラウンジ
実際に座れました。安定感があって、とても座り心地がよかったです。
ミングレンアンドン
このライトもジョージ・ナカシマの作品のようです。格子部分も素敵だけど、よく見ると土台部分もかっこいいですね。
ちょっと疲れるぐらい広大な庭園でした。松が多くてとっても美しく他の地方の庭園とはまた違った良さがありました。