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旅・グルメなどの記録

水辺の民家ホテル カモメとウミネコ 宿泊記(バケーションレンタル・貸別荘)富山県射水市 新湊内川


minkahotels.jp

以前から気になっていた、新湊の貸別荘、水辺の民家ホテル カモメとウミネコに宿泊してきました。

場所は新湊の内川沿いです。車はすぐ近くの奈呉町駐車場に停めてOKです。空いてない場合は、少し離れたホテル指定の駐車場に停めます。奈呉町駐車場が到着時は満車でしたが、しばらくすると空いたので移動しておきました。チェックインは16時からです。スタッフが常駐しているわけではないので、チェックイン時間はしっかり守るか、変更の場合は事前に連絡が必要です。

事前に案内のメールがきますが、スマートキーのアプリをダウンロードしておくと便利です。

チェックイン

16時の数分前に到着するとスタッフさんが建物の前で待っていてくださいました。鍵や建物内の説明、各種パンフレットなどの説明をされて帰られます。その後も聞きたいことがあれば電話で連絡できます。鍵は車のリモコンキーのようなものを渡されます。スマホのスマートキーも使えます。

右側が今回予約したカモメ、左側がウミネコです。2棟がくっついている感じです。

ウミネコにもお客さんはいらっしゃいました。話し声は聞こえませんが、ドアの開閉音などは多少聞こえるかなという程度でした。100年以上経っている漁師の町屋をリノベしているそうです。天井が低いところや、いろんなでっぱりがあるので、背の高い方やお子さんは注意が必要かな。

表札とマリンランプもかわいいです。ウミネコの入り口は路地を入ったところにあるようです。

こちらが玄関です。令和には貴重な型ガラスです。鳥のオブジェのようなものは、よく見ると靴ベラでした。かわいい。

1階にダイニングテーブルセット、キッチン、和室スペース、バスルームがあります。

こちらがキッチンです。窓の向こうは洗面所・お風呂・トイレです。写真用に開けてみましたが、ブラインドで閉められます。

メゾネットになっており、ダイニング部分は吹き抜けです。

雪見和室

こちらが雪見障子のある和室です。2畳ないぐらいの狭い空間ですが、なんだか落ち着きます。内川を見ながらゆっくりできます。

ダイニング

ダイニングのランプも素敵です。椅子はマスターウォールのものでした。テーブルはブランド不明ですが、無垢材とスチール脚の無骨でかっこいいものでした。一輪挿しも素敵。(倒しそうでちょっと怖い)

Wi-Fiはばっちりつながりました。

キッチン

次はキッチンです。エレクトロラックスの2口IHコンロと小さめですがシンクがある、アイランドキッチンです。

キッチンのカウンターにはお着き菓子のクッキー、焼き菓子、ドライフルーツがありました。コーヒーのドリップパック、紅茶のティーバッグも用意されています。調味料は有料で、小銭かペイペイで支払いできるようになっています。

調理器具、お皿、カトラリーなど一式揃っています。冷蔵庫の上にレンジもありました。オーブントースター、炊飯器もあります。ラップやキッチンペーパーなど細かいものもあり充実してます。

冷蔵庫には朝食を申し込んでおいたので、朝食の材料が入っています。ビール、ノンアルコールビール、ジンジャーエールは有料です。ミネラルウォーターは無料です。(ガラス瓶のジュースは朝食分です)

普通のテレビはなく、かわりにポータブルテレビがあり、持ち運びできます。BSも見られました。お風呂でも使えるようです。すぐに充電がなくなってしまうので、充電コードを刺しながら見ていました。便利でした。


印象的なカモメのウォールアートもありました。

バスルーム

次は洗面所兼バスルームです。トイレ・洗面・お風呂が一体型で、洗い場のないタイプです。

吊り下げ型の鏡です。ブラインドを開けるとキッチンです。

アメニティーは歯ブラシ、ボディスポンジ、コットン、綿棒、クシ、カミソリ、シェービングジェルで男女共通でした。

ヘチマのボディスポンジでした。ドライヤーはヘアケアメーカーJMWとコイズミのコラボものだそうで、強力でよかったです。

クレンジング、化粧水、オイルがLA LA HONEYという富山県のメーカーのものでした。いい香りでした。シャンプーとコンディショナー、ハンドソープはイソップ、ボディ&フェイスソープはナチュラルコスモというメーカーのものでした。

中庭がありますが、ちょっと寂しい感じです。IHヒーターがとても便利でした。電源を入れるとカモメの鳴き声が聞こえます。かわいい。

次は2階です。1階を見下ろしたところですが、梁が立派です。

ベッドルーム

こちらが2階のベッドルームです。ダブルのベッド1台です。カモメは2人用のお部屋ですね。

向かいにカウンターと革張りのソファーがあり、とても素敵です。1階を見下ろせます。

棚には金庫、銭湯に行くとき用のバッグ、ルームウェア、救急箱がありました。

ルームウェアはNOWHAWというパジャマブランドのデニムのものでした。靴下もあります。カウンターに折り紙もありました。折り紙を入れている木箱が素敵。

古民家リノベですが寒いということもなく、エアコンもよく効いてちょっと暑いぐらいでした。(最初、寒さを心配してエアコンを付けたんですが、消せばよかった。)

 

朝食

朝食は3種類あり、冷蔵庫の中に準備されたものを、自分で調理するスタイルです。

A クロワッサン ¥540

B クロワッサン/卵/ベーコン/サラダ ¥1,620

C パン/シャルキュトリー/卵/サラダ/フルーツ/ブラッドオレンジジュース/滞在時間+1h(通常am11:00 OUT→am12:00 OUT) ¥3,240

朝食メニューにコーヒーも入っていますが、普通に部屋のドリップパックのコーヒーを淹れました。朝食なしでもドリップパックはあるようなので、朝食にコーヒーを含めるのはおかしいような…と今気づきました(笑)今回はレイトアウト付きのCにしました。

チェックイン時から材料が冷蔵庫にはいっており、開けるとこんな感じです。ピクルスの瓶はサービスだそうです。

玉子で目玉焼きを作って、ソーセージを温めて焼いて、パンもオーブントースターで焼きました。ソーセージは2人で2本ですが、あとは1人分です。

サラダがすごいたっぷりあり、ドレッシングもおいしかったです。これも近くのカフェの六角堂のものかな?ソーセージ、生ハム、サラミ、キャロットラペやザワークラウトもおいしく、朝ですが飲みたくなります。Cセットを注文しておいて、シャルキュトリーは夜におつまみとして食べちゃうのもいいかもしれません。ブランチのつもりで注文していたのですが、お腹いっぱいになりました。

材料を用意していただけるのは楽ですが、調理と片付け、洗い物はめんどくさいですね。分かっていたことですが…

食後は雪見和室で寛ぎました。狭い和室で内川をぼーっと見ながら過ごすのもよかったですよ。たまーに歩いている人と目が合うかもしれません(笑)

桜の焼き菓子はしっとりしてとてもおいしかったです。かわいい袋に入っていたのはほろほろ系のイチゴのクッキーでした。ドライフルーツも無添加無砂糖だそうで、自然の甘さでおいしかったです。キウイとグレープフルーツは酸っぱかったな。

12時までだらだらして帰りました。

まとめ

・内川沿いにあり、景色を堪能でき、内川さんぽに便利。

・100年以上経つ町家をおしゃれにリノベした貸別荘、こだわりのインテリアや設備は新しく、快適に過ごせる。

・アメニティーやお菓子は充実。

・キッチンと調理器具も揃っており、調理も可能。

料金は2人で37,000円、朝食は別途です。ビジネスホテルなどと比べるととても高いですが、一棟貸しならではのこだわりや楽しみ方もあるので、旅行者の方はもちろん、県内の方にもおすすめです。なかなかこのような機会がないと、内川に滞在して散歩することもありませんでした。

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