※私が宿泊したあとに、改装されてお部屋やお風呂が変わっています。公式ホームページでご確認ください。
以前から気になっていた越中井波 町屋旅館 古香里庵に泊まってきました。一昨年、泊まったふくみつ華山温泉の系列のようです。
また、金沢湯湧温泉にも古香里庵があります。井波のほうが後でできたようですね。
築80年の古い商店町屋を改装したとのことです。
チェックイン
チェックインは15時、チェックアウトは翌日10時です。ウェルカムドリンク&スイーツが供されました。くるみ餅と金沢のすはまだそうです。暑いので冷たいお茶がうれしいです。
チェックイン時、夕食時間と貸切風呂の時間を決めます。
お部屋 じょうはな
2階のお部屋です。
ワンルームで、あらかじめお布団が敷いてありました。個人的には夕食時に敷いてほしいですが、コロナ禍ということもあるんでしょうか。カウンター部分が掘りごたつ式になっており、足を下ろせます。窓からは中庭が見下ろせます。
座面低めの椅子と丸テーブルがありました。クッションや座布団が和柄でかわいらしい柄です。古民家リノベですが、部屋の中で歴史を感じるのは柱ぐらいで、壁や畳など全て新しくきれいですね。
バスタオル、手ぬぐい、足袋ソックス、作務衣、かごの用意があります。
浴衣はありません。作務衣は着心地よかったですが、真夏なので湯上りなどは暑かったですね。
吊棚の左はクローゼット、右に冷蔵庫があります。
お部屋には冷水ポット、冷茶ポット、グラス、木製湯飲みが用意されています。真夏だからなのか、湯沸かしポットはありませんでした。問題はなかったです。ポットも湯飲みもかわいい。
引き出しに入っていた、メイク用の鏡がかわいかったです。デスクライトも古道具っぽいもので、かわいいです。
トイレと洗面は一体で、シャワーブースもあります。コンパクトにまとまっていました。
ドライヤー、スキンケアがあり、洗面の下の引き出しに歯ブラシなどのアメニティーがあります。
鍵は二ついただけます。Wi-Fiはばっちりでした。コンパクトにまとまったかわいらしいお部屋でした。
改装を予定されているそうで、このお部屋も二間続きになるようです。温泉付きの部屋が2部屋とこのお部屋の全3室になるのかな?
お風呂
貸切風呂は3か所あり、チェックイン時にそれぞれ予約しました。予約した時間以外でも、空いていればフロントに申告して入れるそうです。部屋数が少ないので、実質いつでも入れます。ふくみつ華山温泉からの運び湯なのかな。加温・塩素消毒していますが、加水・循環はしていないそうです。嫌な消毒臭はなく、透明でくせのないいいお湯でした。離れに半露天の貸切風呂が二か所あります。
五箇山(青森ヒバ)
医王山(陶器)
どちらも二人でもゆったり入れそうな大きさです。戸を開けると半露天風呂になります。真夏でも入ってしまえばとても気持ちよく、上がりたくないぐらいです。湯上りはまた汗だくになってしまいますが……洗い場のシャワーはひとつしかありません。どちらも脱衣所が大変狭く、二人では使い辛いですね。少し時間差をつけるなど工夫が必要です。
脱衣所にはドライヤー、シャワーキャップがあります。
福光(石風呂)
写真では分かりにくいですが、縦に長ーいお風呂です。入ると低い窓の目線になり、お庭が見えていい感じです。改装後は「利賀」というお部屋のお風呂になるようです。レインシャワーが付いてました。
惜しむらくは夜は23時まで、朝は6時半から、朝食後はお風呂には入れません。チェックアウトぎりぎりまで入れるとうれしいなあ。
Bar利賀
お風呂上りに冷水が飲めるようになっています。有料でアルコールもあります。
おしゃれな空間でした。
フロント・ロビー
夜の写真で申し訳ないですが、フロントです。
アンティークのランプや家具でいい雰囲気ですね。
ロビーというか、食事処の廊下ですが、少し雑誌などがありました。ここで寛ぐという感じではないですね。
ペットボトルが100円という良心的なお値段で販売されています。アイスキャンディーはサービスです。
駄菓子も一人3つまでサービス。お部屋で飲みなおしされるかたにはうれしいですね。コンビニまで歩くと10分ぐらいかかるので。
このアンティークな引き出しの中にはアメニティーや貸し出し品がはいっているようです。
リーズナブルなお宿ですが、至れり尽くせりですね。
こちらの箪笥も素敵です。スリッパ入れのかごもかわいい。
パブリックスペースのお手洗いですが、ジブリとかのアニメにでてきそうな古さで感激しました!
中も素敵です。便器自体はウォシュレットの新しいもので、ミスマッチが面白いですね。
他にも写真を撮り損ないましたが、古い鳥かごやほうき・ちりとりなど、古道具が好きな人には刺さりそうなものがありました。ピンときた方はぜひ行ってみてください。