お祝いでレストランを予約していたのですが、コロナになったとのことで、店側キャンセルになりました…仕方のないことなのですが、急にほかのレストランを探すことに…そんな中、夫の休みがとれそうだということになり、急に温泉宿泊に路線変更になりました。直前で予約がとれたのが白馬ひふみというお宿です。今までこちらのお宿は知らなかったのですが、いつも予約でいっぱいで空室に上がってこなかったのでしょうね。きっとたまたま誰かがキャンセルしたタイミングでとれたのだと思います。
予約してから気が付きましたが、うひひさんも行っていらっしゃいます。
選んだ理由はお部屋に温泉風呂があるのに、1人3万以下であること。今回は全国旅行支援でさらに安くなりました。そして口コミではほとんどが絶賛でした。
チェックイン・ロビー
チェックインは14時からとうれしい時間です。もちろん14時ぴったりにチェックインしました。
素敵なロビーです。ドライフラワーもあっておしゃれです。
こちらの囲炉裏カフェでは、以前はドリンクサービスがあったようなのですが、コロナ禍だからかなくなっていました。夕食時、こちらで召し上がっているお客さんもいました。
ロビーにはスキンケアなどのコスメ、食器、室内着などが販売されています。お部屋などで使用して、気に行ったら購入できるようですね。どれも素敵なお値段でした…
以前はウェルカムドリンクがあったようですが、コロナ禍でなくなっているようです。ロビーでチェックイン後、お部屋に案内されます。
お部屋 露天風呂付客室 「鄙」
お部屋は露天風呂付客室 「鄙」を予約しました。直前なのに、たまたまこのお部屋だけ空きがあり、ラッキーでした。廊下にもアンティーク調の椅子があってかわいいです。
和室8畳とベッドルーム、リビングの広いお部屋です。
和室のすぐ横にお風呂があります。和室から湯加減や量を確認できたり、お風呂からテレビが見られたり便利でした。
ベッドは少し柔らかめでしたが、寝心地はよかったです。ウォーターサーバーがあり、冷水と熱湯がいつでも飲めます。お風呂上りの冷水には困りません。お茶やコーヒーもお湯を沸かさなくても、すぐ飲めるので便利です。
リビングにソファーとテーブル、デスクと椅子もあります。
2人宿泊にはとっても広かったです。
緑茶のティーバッグ、コーヒーのドリップパックが用意されています。コーヒーは大町のカフェのものだそうです。
ドリップパックが入っているかごもかわいいです。リモコンもかごに入ってました。
冷蔵庫にサイダーが用意されており、無料です。こちらも地元のメーカーのものだそうです。かわいいラベルでした。
建物自体は年季が入っていて新しくはないですが、とても清潔にされていました。事前に旅行サイトやみなさんのブログで見ていた印象よりも、おしゃれだと思いました。館内もお部屋も備品などもそれぞれかわいく、こだわりがありました。行ってみないと分からないものですね。
お着き菓子は若女将手作りのバナナケーキです。早速コーヒーと一緒にいただきました。しっとりして、とてもおいしかったです。コーヒーカップもかわいいです。
バナナケーキの入っているわっぱ弁当箱も、木曽の職人さんのものらしいです。
鍵は２ついただけて、ありがたいです。困ったことがWi-Fiが不安定でした…
室内着はかわいらしく、毛糸で結んであります。麻100％で京都の仕立て屋さんでオーダーメイドで作ったものだそうです。
真ん中が男性用、右が女性用で、ワンピースっぽくなっており、膝丈ぐらいのパンツ（ズボン）もあります。
着心地よく、お風呂上りの暑いときには最高です。しかし、冬に宿泊したので、薄くて寒かったですね…特に女性用はパンツ（ズボン）が膝丈ぐらいしかないので、長いものが欲しかったです。さらに言うと、半纏のようなものがなかったです。冬だけは自前の室内着を持って行くことをおすすめします。
洗面兼脱衣所です。右手にお手洗い、左手にお風呂です。
バスローブもあって、高級ホテルみたいでうれしいです。バスタオルは部屋用と大浴場に持って行く用があります。
スプレー式の化粧水、もうひとつ化粧水、髪ミスト、ハンドソープ、クレンジングの用意があります。化粧水は地元のメーカーで、気にいったら買ってほしいのは分かりますが、「テスター」と書いてあるシールがあるのはスーパー銭湯っぽくて興ざめだなあ…タオルウォーマーがあるのは最高です！高級ホテルみたいでうれしい。ドライヤーはパナソニックナノイーでした。
歯ブラシやブラシ、カミソリなどはプラスチック削減でありません。忘れず必要なものは持参してください。
洗面から見たお風呂です。部屋のお風呂のシャワーは壁付けで、ハンドシャワーやカランはありません。使いにくいので先に頭や体は貸切風呂で洗いました。スイートにはハンドシャワーがあるようです。
源泉とお湯、水の蛇口があり、自分でお湯張りします。保温機能はありません。みなさんのブログで源泉の温度が高いとのことでしたが、冬に宿泊したので、ちょうどいいお湯加減ですぐに入れました。そして、冷めてしまうので、次に入るときはもったいないですが、お湯を捨てて張り直します。なんて贅沢で、もったいないんでしょう…結構深いので、お湯を張るのに12分ぐらいかかりました。捨てるのと合わせて15分以上かかりますね。お風呂に入ろうと思ってから、少し時間がかかります。保温循環の部屋風呂が味気ないなあと思ったこともありますが、いつでもすぐに入れていい面もあるんですね。このお宿の場合は大浴場と貸切風呂もあるので、すぐ入りたいときはそちらに入れます。
お湯を捨てるときは金属の細長い棒で、栓をひっぱります。気が付くまでちょっと時間がかかりました（笑）
写真用に窓を開けてみましたが、すぐ近くに他の旅館や民家があるので、窓を開けて入るのは難しいですね。窓の上下にスリットがあるので、窓を閉めても外気は入ります。なので、真冬は結構寒いと思います。シャンプー類はリーフ＆ボタニクスでした。海外製の高級ブランドより馴染みがあっていいですね。
白馬八方温泉のPH11.2の高アルカリらしいですが、期待したほどとろとろではなかったです。しかし、お風呂上りは温泉の威力が感じられ、結構疲れました。お肌はすべすべになった気がします！お湯捨て＆張りにちょっと時間がかかるとはいえ、源泉の部屋風呂は最高で3回ぐらい入りました。
