大仏様にしては近年(昭和62年)できたバブルが生んだB級スポットとして知っており、以前から行ってみたかったところです。
広大な駐車場に車はまばら。コロナ禍観光にはうってつけの場所です。
なんとこんな立派な門前町が!しかしシャッター通りになってます……ペイペイシールが貼ってある店も数件あるので、昭和につぶれたままやってないわけではなさそう。週末なのになあ。
曲がると急に立派な門構え。巨大すぎて脳がバグります。
拝観料は大人500円。安い。当初は3,000円だったそうです。高すぎてお客さんが来ないから安くなったのかな。
いや~門だけですごい迫力です。
左右の仁王像がお出迎え。超大きい。
中に入るとまた立派な中門。左右に回廊があります。
インスタグラマーやコスプレイヤーの撮影に映えそうな回廊。電線っぽいものが付いていますが、電球がありません…
手水舎の龍もたくさんいてドラゴンボールみたいな玉を持ってます。
こちらが大仏殿。すごすぎて、もはやセットみたいです。
こちらが大仏様。奈良の大仏様より大きいそうです。
もちろん、コロナがおさまるように祈っておきました。世界中の分。
両サイドにもとてつもなく大きい仏様が4体。
さらに大仏様の左右と後ろの壁一面に、たっくさんの仏様がいらっしゃいます。なんか怖さすら感じます。
別の建物にある、こちらは九龍壁。陶板と瑠璃瓦でできているそうです。ガラスが邪魔だなあ。
さらに五重塔まであります。
びっくりなのが、4階までエレベーターで行けます!エレベーターのある五重塔なんて初めてです。さらに5階へ階段を上ると、素晴らしい景色が見られます。
後ろは山が近いです。気分は奈良か京都の山寺。
さらに日本庭園も。あまり手入れされてない感じでした。
地元出身の実業家、相互タクシーの創業者多田清の手により建立され、1987年(昭和62年)5月28日に開眼供養。
1996年から納税が困難になり、2002年と2004年より土地、建物を勝山市が管理するようになった。大仏と大仏殿は清大寺が管理し、敷地内の土地や五重塔などの建物は公売に出されたが、2007年以降、計9回の公売がすべて不調に終わり、買い手は見つからなかった。
2018年に勝山市は滞納市税約40億円を民間の債権放棄に相当する不納欠損処理を決定した。これにより寺が持つ土地、建物の差押物件はなくなった。(ウィキペディアより)
(ネット記事によると)総工費は380億円。バブルで超立派な設備を作ったものの、維持できず、売りにだしても誰も買わなかったということなんですね。たしかに補修されてないままなところも多々ありました。
B級スポットな評判を聞いてましたが、実際行ってみるとスケールが大きすぎて圧倒されました。普通におすすめな大仏様です。500円はすごく安いです。観光客が少ないのがもったいないスポットです。いろいろ利用価値あると思うなあ。