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旅・グルメなどの記録

灯屋 迎帆楼 宿泊記 2024 チェックイン・お部屋 和モダンデラックススイート・貸切風呂


www.geihanro.co.jp

ホテルインディゴ犬山有楽苑を中心に旅行を計画していた頃、灯屋迎帆楼は満室だったのですが、キャンセル待ちをしているとキャンセルがでたので、予約しました。以前から存在は認識していましたが、長年の憧れのお宿というわけではなかったのです。しかし、結論から言うと最高のお宿でした。

大正8年からあった旅館だそうで、昭和の頃は普通の大規模旅館だったそうです。平成29年に現在の10室のみの小規模高級旅館スタイルになったようです。

チェックイン

チェックインは15時、アウトは11時です。一休ダイヤモンド特典でチェックアウトが12時になります。

名鉄犬山駅からのタクシー代は宿に負担してもらえます。名鉄タクシーか犬山タクシーだそうです。駅のタクシー乗り場にちょうど犬山タクシーがいて乗れました。

宿に着いて降りるとき、一度自分で支払ってしまったのですが、お出迎えのスタッフに名鉄犬山駅から来たと伝えれば、払わなくていいようです。お金はチェックイン時に現金で返ってきます。

この日は日中すごく暑く、明治村を歩きまわっていたので、とても疲れていました。さらに、このときの運転手さんの接客が変な人で、社内もたばこ臭いし、私はチェックイン時はかなりテンション低かったというかイライラしていました。

チェックインはラウンジに通されます。木曽川が見渡せる素敵なラウンジでした。

夕食、朝食、貸切風呂の時間を決めます。

灯屋だけに、提灯のようなペンダントライトがいくつもあります。

お茶とお菓子をいただきました。お宿オリジナルのお菓子でショップで販売もされていました。本格的な栗のお菓子でとてもおいしかったです。

お土産用に売っている適当なものではありません。そしてお茶はちゃんと冷たかったです。ここで熱いお茶だったら泣き始めるところでしたが(もちろん心の中で)、これで一気に機嫌よくなりました!(笑)もしかしたらとてもいいお宿かもしれないという予感がしました。

お部屋 和モダンデラックススイート 65平米

お部屋は5段階ぐらいありますが、キャンセル待ちのため、選択の余地はありませんでした。突き当りの角部屋のラグジュアリースイート以外はメゾネットになっています。

泊まった和モダンデラックススイートは1階が犬山城側、2階テラスが木曽川側です。「あんどん」に案内されました。お部屋のネームプレートも提灯でかわいいです。

お部屋の説明もしていただけます。念入りにエアコンの位置とリモコンなど説明していただけました。特に温泉付きのお部屋は温度が重要です。お風呂上りは暑く、落ち着くと寒くなるので、自分で温度調整したくなるのですよね。

1階はリビングスペースとベッドスペースです。他のお部屋はさらに和室があるようです。

ベッドスペースとリビングスペースはロールスクリーンで仕切れるようになっています。窓が障子だけなので、寝るときは降ろす感じですね。

最初、ベッドや大きいソファーからは犬山城見えないなあ…と思いました。

テラスにでると、とても大きく犬山城が見えます。これにはお城好きの連れが大喜び。

ホテルインディゴはベッドから見えますが、こちらのほうが距離が近いので大きく見えます。お部屋の中からだと一人掛けのソファーに座ると見えます。これだけハイバックなので座り心地もさらにいいです。

ベッドの横にミニバーとクローゼットがあります。

浴衣はSOU・SOUのもので、すごくかわいかったです。パジャマはスーピマコットンという高級な生地だそうで、コットンとシルクの間のような、とても肌触りの良いものでした。もちろん足袋ソックスもありました。下には金庫があります。

ミニバーには湯飲み、グラス、ティーカップ、カプセルコーヒーマシン、電気ポット、煎茶・紅茶のティーバッグ、クッキー2種がありました。急須は南部鉄器です。湯飲みもとってもかわいいものでした。クッキーは持ち帰っていただきましたが、ほろほろ系の抹茶ときな粉かな?おいしかったです。

紅茶はマリアージュフレールのマルコポーロで、とてもいい香りでした。

冷蔵庫にウーロン茶人数分、ミニビール、りんごジュース、ぶどうジュース、アップルタイザー、グレープタイザー、スパークリングワインミニボトルがありました。無料です。スパークリングワインは一休ダイヤモンド特典です。シャンパングラスは他の方の口コミによるとバカラだそうです。

ミネラルウォーターは人数分ありますが、おかわり無料だそうです。温泉に入ったらたくさんお水必要ですものね。ビジホなら自分で準備していきますが、高級旅館だとあるだろうと思って行って、冷水ポットがないときがあり、しまった!コンビニで買ってくればよかった、というパターンもありますが、このお宿は心配いりません。

鍵もちゃんと二つあり、Wi-Fiもばっちり、テレビもネット対応していました。

次は2階のテラスに行ってみます。ぼかしていますが、階段下に荷物も置けて片付いてよかったです。

2階には何もない和室とテラスです。

雄大な木曽川が眺められます。

しかし、西日が強く眩しすぎて目を開けられないぐらいでした。

夕食前にもう一度行ってみましたが、夕陽が見られます。しかし、18時から夕食なので、落ちるところは見られません。

2階の木曽川側はすごーく小さい目に見えないぐらいの虫がたくさんいたのと、眩しすぎてあまり寛げませんでした。自然のことなのでしょうがないですね。逆に木曽川にお風呂があった場合の虫は大丈夫だったのかな?時期によるのかもしれませんが、私は犬山城側でよかったと思いました。
1階に戻ってこちらが洗面です。広くて便利ですが、ちょっと暗いかな。バスローブや椅子もあります。

アメニティーはブラシ、歯ブラシ、ボディタオル、シャワーキャップ、コットンなど揃っています。ボトルでアヴェダの洗顔ジェル、スプレー化粧水、シェービングフォーム、ヘアスタイリングジェルがあります。化粧水あたりは男女どちらでも使用していいと思いますが、基本男性が使うイメージで置いてあるのかな?スタイリング剤は男性用でした。そのほかマークス&ウェブのハンドソープとボディローションがありました。


スキンケアはシゲタというブランドのパウチタイプが用意されています。クレンジング、化粧水、美容液、乳液のセットでした。感動したのが、ひとり2セット用意されていたのです。なんどもお風呂に入るので、2セットあるとありがたいです。他のお宿ではパウチ型で2セットは見たことないですね。ドライヤーはリファでした。

洗面→洗い場→半露天風呂という動線になっています。レインシャワーもあり、シャワーヘッドもリファです。バスアメはタマノハダでした。ノンシリコンシャンプーだそうです。

こちらが半露天風呂です。これは撮影用に戸を開けてみましたが、民家や駐車場があるので、この方向は実際には開けられませんね。格子上に開けることもできます。

実際はテラス側のみ開けていました。

なんと犬山城を見ながら温泉に入れます。これは最高です!

温度の調整などはこちらではできませんが、ちょうどよいお湯加減でした。加水なし、加温・循環・消毒ありのようですが、塩素の匂いはしませんでした。
湯舟の中で段になっており、半身浴もできます。さらに木のふちが15cm程度あるのです。これでお湯から一回上がって腰掛けて休憩、また入るということができます。せっかくの露天風呂でも休むところが全くない岩風呂とかだと、深くつかるか上がってしまうしかありません。ここなら長時間休みながら入れますね。

お水おかわり無料、エアコンの説明、化粧水2セット、お風呂の造りなど、温泉宿に来るお客さんのことを考えぬいていると感動しました。オーナーさん自身が温泉宿ヘビーユーザーなんでしょうか。お客として過ごさないと気が付かないことがきちんと反映されているなと思います。素晴らしいです。

ラウンジ

ラウンジには本や雑誌、レコードがあり、借りることもできます。レコードプレーヤーをお部屋に借りることもできるそうです。雑誌の種類は少なめでしたが、きちんと最新号がありました。

コーヒー、紅茶がいただけます。フォートナム&メイソンのアールグレイやクスミティーのプリンス ウラディミル、ノンカフェインのタイプもありました。紅茶にもこだわりのあるお宿なんですね。

冷たいものはオレンジジュースと野菜ジュースがありました。おやつに抹茶とほうじ茶のテリーヌがありました。

オリジナル商品でショップでも販売されていました。生チョコっぽい濃厚な感じでおいしかったです。

夕食後はワインと日本酒が提供されます。おちょこがいろいろ選べるのもかわいいですね。

お菓子は野菜スナックに変わっていました。

夜の雰囲気も素敵でしたが、あまりここで寛いでいるお客さんはいませんでしたね。テラスは木曽川側なので多少虫がいて、あまり寛げません。

貸切風呂

このお宿は大浴場はありませんが、貸切風呂があります。チェックイン時に予約します。追加料金はありません。2階ですが、階段しかありません。

貸切風呂ですが、大浴場のような大きさです。

正面に犬山城、左側に木曽川とどちらも見えます。

犬山城の天守閣の観光客からはまず見えないとは思いますが、まわりに道路や民家があるので、気になる方のために湯あみ着もあります。そのほかアメニティーやタオル、冷水器もあります。

貸切時間のプレートがあるということは、毎回清掃に入っているということですね。素晴らしいです。お宿は悪くないのですが、前のお客さんのマナーが悪くて嫌な気持ちになることもありますしね。インバウンドの方など使い方が分かってない場合もあります。「貸切風呂が空いていればいつでも入れる」というシステムは気楽でいいのですが、常に清掃に入るわけではなく、前のお客さんに左右されるので、時間をきっちり決められて毎回清掃に入っていただくほうが確実に気持ちよく入れますね。

 

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