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旅・グルメなどの記録

国際芸術祭「あいち2025」愛知県陶磁美術館


aichitriennale.jp

芸術祭見学の1日目は午前は愛知芸術文化センターに行き、午後はほかの用事があり、そこから尾張瀬戸に移動して、ホテルルートイン尾張瀬戸駅前に泊まりました。2日目、朝8:49発の陶磁美術館行きのバスに乗りました。このバスは1日5本しかないので、事前に計画しないと詰みます。私はまちなかをメインに見たいと思っていたので、陶磁美術館を10:52発のバスで出発することに。1時間半程度の短い滞在になりました。

建物は谷口吉郎設計だそうです。9:10にバスが到着したので、9時半のオープンまで待ちます。ベンチはあります。美術館のオープン待ちは久しぶりだなあ。

入ってすぐのエントランスホールにも作品がありました。

「レリーフⅢ」エレナ・ダミアーニ

一瞬、大きい貝?!と思いましたが、オニキス(めのう)だそうです(笑)

「眠れるヘビ」ワンゲシ・ムトゥ

体は大きく膨らんでいる蛇ですが、お顔はきれいな女性で、かわいい枕で寝ています。同じアーティストの映像作品もあり、黒人女性への抑圧を描いたものでした。

「水はコンクリートになったー<山が奪われセメントがもたらされた>シリーズより」マリリン・ボロル・ボール

水をくむのに使っていた壺からはコンクリートが流れており、下には顔がかかれています。

「森」ヤスミン・スミス

純粋にかっこいいと思った作品。石のように見えますが陶器だそうです。壁にも灰を塗っているそうです。

「シーシュポスの柘榴」西條茜

こちらの展示は靴を脱いで、カーペットに上がります。なんと陶器の心臓!ほかにはとても不思議な形の穴が空いたり、ガラスがしずくのように組み合わされているもの。映像作品では砂浜で人が作品に手をつっこんで移動していました!穴の開いている作品に息を吹き込んで音を出すなどのパフォーマンスも。とてもユーモラスで好きな作品でした。写真で見るとカーペットも砂浜っぽいかも。

中庭、水盤、石も素敵でした。

「解ける者」永沢碧衣

連日くま被害のニュースがありますが、まっすぐすぎるメッセージの作品でした。

「無題(ジューン・ジョーダンにちなんで)」シモーヌ・リー

並べちゃいましたが、左右で全然大きさが違います。左はラフィアヤシでできた巨大な作品。右のスカートのような部分はタカラガイで奴隷貿易の通貨だそう。

「時の残骸90」三島喜美代 陶磁美術館所蔵コレクション 特別展示

こちらは芸術祭の作品ではないのですが、かっこいいので撮りました。

本館をでて、別棟のデザインあいちに向かいます。あいだのお庭にも作品があります。

「瀬戸の版築プロジェクト凹」ハイブ・アース

掘り出した土で敷地内のほかのところに凸の作品があります。時間切れでそちらは見られませんでした…

デザインあいちの中は全て加藤泉の作品でした。

「コベ」ワンゲシ・ムトゥ

お庭になじみすぎていて、一度スルーしてしまいましたが、これも作品でした。リクガメだそうです。お顔や手足はないです。まわりはケニアの籠を模しているそうです。ヘビもありました。

茶室やカフェは11時からオープンとのことで、利用できませんでした。芸術祭のチケットで陶磁美術館の常設展も無料で見られるとのことでしたが、時間切れでした。途中、茶室やカフェをはさんでゆっくり半日以上かけて見るのが本来はおすすめですね。

 

www.minimal1991.com

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