倉敷旅行の際に宿泊したお宿です。昨年オープンしたばかりの新しいお宿のようです。建物は110年以上前の呉服屋さんだそうです。料理旅館というか和のオーベルジュという感じかな。歴史感じる外観です。
美観地区の中心地まで歩いて6分ぐらいのところです。中心地からお宿までお店などがたくさんあるので歩いていて楽しいです。私はお宿にこもることが多いですが、今回はチェックイン後にもう一度お土産を買いに行ったり、早朝に散歩したりと便利でした。
チェックイン
こちらの母屋棟の入口横のバーエリアでは利き酒体験を行っているとのことでした。グーグルマップによると、夜はワインバーになるのかな?特に案内もされず、お部屋にも案内がなかったので不明です。(夕食時、ワインを飲んだので下戸だとは思われてないはずですが)ほかにダイニング、控室があります。こちらの控室でチェックインし、ウェルカムスイーツとお茶をいただきました。素敵な中庭が見えます。
桜餅はとってもおいしかったです。観光で疲れて帰ってきたときにはちょっと重いかなと感じますが、食べてみると柔らかくてそこまで甘くなかったです。
チェックイン時、夕食、朝食の時間を決めます。
こちらが母屋棟と客室エリアの間のお庭です。シンプルで素敵です。壺は骨董品で詳細は分からないとのことでした。
お部屋 ジュニアスイート
お部屋は煉瓦棟、漆喰棟、スイート、母屋棟に分かれており、全13部屋だそうです。敷地内の通路も雰囲気あります。


ジュニアスイートにアップグレードしていただけました。「島」というお部屋でした。
廊下右側に大きい荷物を置くスペースがあり、便利でした。
廊下左側に洗面とお手洗い、クローゼットがあります。ドライヤーはダイソンの強力なタイプで助かりました。


パジャマはセパレートで薄めの生地のとても着心地のよいものでした。さすが繊維産業の街、倉敷。ダイニングにはNGです。半纏もありました。もうひとつ館内着的なものも欲しいですね。(夕食はお肉がでるので匂い付きます)


こちらがリビングです。中庭の椿が見えてとても素敵です。古い建具もたまりません。
ダイニングっぽいスペースですが、お部屋食はできません。
畳の段差がベンチになっており、お庭を眺められます。テーブルランプも素敵です。タブレットがありましたが、フロントへの電話として使います。
なんと観光の疲れでベッドスペースの写真を撮れていませんでした…公式HPの写真をのせておきます。壁を丸く仕上げているんですね。
畳の上にマットレスだったので、快適に眠れました。コンセントなどももちろんありました。カーテンはなく、太鼓張りの障子を閉めて寝ますが、朝も眩しすぎるということはなかったです。
ティーバッグ型のコーヒー、煎茶のティーバッグがあります。かわいい壺にはコーヒー用のお砂糖とクリームが入っていました。湯飲み、グラス、コースターは全て地元のクラフト作家さんのものだそうで、案内にも書いてあります。
冷蔵庫内の飲み物は料金に含まれており、クラフトビール、ぶどうジュース、ミネラルウォーターがありました。ぶどうジュースがとってもおいしかったです。ビール好きの連れによるとビールもとてもおいしいらしいです。
お着き菓子はままかり煎餅と岡山こもよの打鼓というミニどら焼きでした。見た目もとってもかわいい。もちもちしておいしかったです。


(打鼓の写真は公式HPより)
お部屋の案内も和紙かな。お部屋の鍵にも木製のかわいいタグがついています。
お風呂はなんといったん外にでます。ちょっとめんどくさいですが、非日常感があっていいのかな。
お風呂側の洗面です。アメニティーは一通り揃っています。歯ブラシが木製だったので、苦手な方は持参してください。EDOBIOという国内ブランドのスキンケア、洗顔用ネット付石鹸もありました。


洗面→シャワーブース→屋外浴槽となっています。シャワーは写しきれず申し訳ございませんが、レインシャワーもありました。バスアメは何だったかなあ…宿のボトルに入っていてオリジナルなのかな…?
こちらがかなり大きい浴槽で、露天風呂です。注ぎ口からお湯がざばーっとでます。温泉ではありません。自動お湯はりや保温はできそうで、できませんでした。(私が使い方が分かってなかったのかもしれませんが、特に説明もされなかったはず)レバーをひねってお湯をはります。結構大きいので時間がかかります。
もったいないですが、冷めるので入るたびにお湯入れました。温泉ではないですが、椿を見ながらの入浴はとっても気持ちよかったです。
古民家ですが、とても快適で特に寒いということもありませんでした。エアコンで調節できます。テレビはありませんが、お庭を眺めているだけでうっとりできるので大丈夫だと思います。必要な方はタブレットや本を持参されるといいと思います。