夕食
夕食はいくつかグレードがありますが、一番お安い基本懐石のひみ懐石をいただきました。夕食の時間はチェックイン時に18時、18時半、19時から決めます。ダイニングは6階に3か所あり、私たちはダイニング海に通されました。ダイニング月なら個室のようです。もうひとつのダイニング炎はこの日は団体さんがいらっしゃるようでした。廊下に婦中のやまふじぶどう園のワインと地元の日本酒がたくさんあります。
ダイニング海はオーシャンビューのリニューアルされているきれいなレストランでした。海の見えるカウンターに通していただけてうれしかったです。海ごしに立山連峰も見えます。
ドリンクは地元の日本酒とやまふじぶどう園のワインが中心です。ワインはたくさん銘柄があり、どれもグラスでいただけるようになっています。
グラス1,400円前後とそれなりの価格です。ワイン3種のみくらべもありました。(そっちにすればよかったな…)お料理は和食かと思っていましたが、半分くらい洋食なので、日本酒よりワインな感じでした。
お品書きやお料理の説明など紙に書かれていて、助かりました。口頭で言われるよりいいですね。
富山湾の玉手箱
まずはお刺身と前菜盛り合わせが富山湾の玉手箱として供されました。色とりどりの小鉢で見た目はとてもかわいいですね。白エビの昆布締めはおいしかったですね。シーズンオフなのでしょうがないですが、ぶりはタタキでした。鶏肉の昆布締めもおいしかったです。個人的にはもうちょっとお刺身に力をいれてほしいかなとは思います。氷見なので…
海老と野菜のキッシュ
2品目がルクルーゼのお皿にのったキッシュでした。和食を想像していたのでびっくり。生クリームを使ってないのか、少ないのか、通常のキッシュより軽めの味わいでさっぱりしていました。添えられているのはサワークリームです。らっきょうのピクルスもおいしかったです。
氷見牛トマト鍋 全粒粉入り氷見うどん
氷見牛、たまねぎ、トマト、しめじがはいったトマト鍋でした。かなり濃厚でおいしかったです。最後に全粒粉入りの氷見うどんをパスタ風にいただきます。
薬味も粉チーズ、バジルソース、紫蘇です。
氷見産ハトムギ茶で炊いた十六穀ご飯 氷見牛スープ
添えられているのは「ぶりそぼろ」と「とろろ」です。ごはんのお供にとてもおいしかったです。氷見牛スープにはブラックペッパーがおすすめだそう。
氷見のお菓子屋さんさかじりさんのクレームブリュレ
お茶は氷見のハトムギ茶だそうです。くせもなくおいしかったです。クレームブリュレは本格的でおいしかったです。ジャンボシュークリームで有名な地元のお菓子屋さんですね。
3品プラスご飯とデザートというシンプルな構成で、キッシュとトマト鍋など和洋折衷のお料理でした。従来の旅館料理ではないので私はよかったですが、保守的な方は嫌かもしれません。全体的にお味はおいしかったです。提供は時間がかかり、品数少ないながらも2時間ぐらいかかります。毎回、次の料理を持ってきていいですかと聞かれますが、皿が空なので聞くまでもないと思います…量も従来の旅館料理にくらべると少ないと思いますが、時間が空くのとお酒もいただいていたので、ちょうどお腹いっぱいになりました。
朝食
朝食もダイニング海でいただきます。7時~8時半の間に好きな時間に行きます。ビュッフェスタイルです。
サラダ、フルーツ、和惣菜の小鉢など
氷見産イカ入り塩焼きそば、ソーセージ、焼き魚、卵焼きなど
海鮮丼が作れるようになっており、炙りサーモン、いくら、ネギトロ、シラスなどがあります。
かわいらしいドーナツも4種あります。最近、壁にかかっている映えドーナツ多いですが、氷見の老舗宿で出会うとはびっくりしました。
牛すじは富山ブラック牛すじとのことでした。お味噌汁もすり身入りでご当地感ありよかったです。
いくらやネギトロ、サーモンは富山と関係ないとは思いますが、おいしかったです(笑)海老の春巻きだけいまいちでした。サラダのお野菜もシャキシャキしておいしかったです。
そのほか富山県産ベーコンのBLTサンドもありましたが、お腹いっぱいで食べられませんでした。
ドーナツはふわふわタイプで、お腹いっぱいでも食べられました(笑)
フランフランの柄のお皿が多かったり、映えるドーナツだったり、若いお客さんへ向けていろいろ工夫されていますね。
まとめ
・歴史あるお宿だが、レストラン、お部屋はきれいにリニューアルされている(部屋による場合あり)
・大浴場と敷地内別棟に岩風呂がある、岩風呂は時間により混雑している
・夕食、朝食はおいしい、和洋折衷でやや若い方向け?
・ドリンクとソフトクリームのサービスがある
老舗のイメージがありましたが、お部屋や料理の内容はリニューアルされており、若い方にもおすすめのお宿でした。今回は一休のセールで約17,000円とお安く泊まれたので満足度は高かったです。