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旅・グルメなどの記録

東京一人旅 その4 国立近代美術館 没後40年 熊谷守一 生きるよろこび


馬喰横山駅から新宿線で九段下、東西線に乗り換えて、竹橋へ。国立近代美術館にやってきました。

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 本館の建築は谷口吉郎氏の設計によるもので、長年にわたり多くの方々に親しまれてきましたが、築30年を機に坂倉建築研究所の設計により、大規模な増改築が施されました。

                          (公式HPより)

とっても天気がよく、意識の高い皇居ランナーさんたちも見れました。

www.momat.go.jp

開館の10時ちょっと前に着きましたが、もうお客さんが来ていました。特に並んではいません。圧倒的に年配の方が多いです。

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10時数分前に開館しました。電子チケットを事前に買っていたので、チケットの列に並ばずに入場します。スマホを見せてリーダーでピッとやってもらえば入れます。今回の企画展は熊谷守一で、特にファンというわけではなく、常設展も含めて見てみたいと思って来ました。

企画展は熊谷守一の作品が時系列でものすごい数展示されていました。初期の暗い感じから晩年へむけてどんどん明るく、抽象というかポップな絵になっていくのが面白かったです。マティスやゴーギャンに影響を受けていて、もろゴーギャンっぽい絵があったりと面白いです。晩年は色合いも図柄もポップでいい意味でイラストレーターのようで、絵画に詳しくない私が見ても、おしゃれでかわいいものがたくさんありました。

企画展だけでもものすごい数でしたが、続いて常設展です。4階から2階に下りてくる形で13室も展示室があり、すごーく見ごたえがありました。特に日本画の部屋は大きい作品がドーーーン!!とあってすごい迫力です。開館と同時に入り、私は見るペースも早いので、お客さんの少ない間にまわれました。空間をほぼひとり占めでき、とてもラッキーでした。見終わって1階に下りてきたころにはすごい人でした。

それなりに集中して見たのでぐったりしました、美術館って結構疲れます。見るペースが超早い私でもまるまる2時間はかかったので、普通の人はもっとかかると思います。

この企画展は2018年3月21日までです。

kumagai2017.exhn.jp

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