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旅・グルメなどの記録

松尾大社@京都市西京区嵐山 2017年7月


(ブログを始める前に行ったスポットです。公開時と訪問時期がずれていることをご了承ください)

松尾大社 - MATSUNOO TAISHA

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7月、関西を旅行したときに訪れたのが京都の松尾大社です。お酒の神様として信仰されており、酒樽がたくさんあります。

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私のお目当ては重森三玲作の庭園の松風苑です。重森三玲の庭が好きで少しずつ訪れているのですが、こちらは最晩年の作だそうです。

「曲水の庭」王朝文化華やかなりし平安貴族の人々が、慣れ親しんだ雅遊の場を表現したものです。当大社は平安時代、京の都を守る神様、すなわち北の「賀茂の厳神」と並び、西の「松尾の猛霊」と尊び称せられて隆盛を極めており、当時の時代背景を顕わして、艶やかな中にも、気高い当時の面影を内に秘めて、しかも極めて現代風に作庭され、四方どちらから見ても八方美の姿が本庭の特色です。(公式HPより)

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興奮して写真を撮りまくってしまいました。

「蓬莱の庭」蓬莱とは、不老不死の仙界の意味で、その島にあこがれる蓬莱思想が鎌倉時代に最も流行し、これが作庭技術にも採用されて来ました。源 頼朝は、当神社に対し神馬十匹・黄金百両を献じて深い尊信の念を捧げ、以後も武門の崇敬は変わることなく明治の時代まで続きました。本庭は、その鎌倉期に代表される回遊式庭園を取り入れたもので、池全体が羽を広げた鶴を形どっており、池泉の周囲を巡り池に浮かぶ島々を眺めて、もしも自ら仙界に遊ぶ境地に到達されたなら、鑑賞者の心と作庭家の心とがその時こそ一致した時だと思われます。(公式HPより)

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こういうかっこいい石が家にも欲しいなあ。

「上古の庭」遠く昔、上古の時代には、どの場所にも神社も社殿もなく、山中の巨岩などが神霊のやどる聖地とされており、その場所を磐座(いわくら)、或いは磐境(いわさか)と言います。当松尾大社でも今から千三百年前の昔、大宝元年(701年)に現在地に御本殿が建てられる以前は、神社後方の松尾山頂上近くにある磐座で祭祀が営まれていました。この古代祭祀の場である磐座を模して造られたのが本庭です。庭の奥、中央の巨岩二つは、当神社ご祭神の男女二柱を、地面に植えられたミヤコザサは人の立ち入れない高山の趣きを、そしてこれを取り巻く多数の石は、随従する諸神の姿をそれぞれ巨岩によって表徴しております。(公式HPより)

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こちらの「上古の庭」が遺作だそうです。一見草ぼーぼーの中に無造作に置かれてるような感じなのですが、華麗な「曲水の庭」や「蓬莱の庭」と較べるとこの「上古の庭」の野性的な感じを見るとめちゃめちゃ迫力がありますね。(正面からの写真がなくてすみません)

「即興の庭」

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改めて写真で見てもめちゃめちゃかっこいいですね。とにかく暑い日でしたが見に行けてよかったです。

 

 

 

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